トヨタ:カムリ中古車情報!カタログ・在庫
|
中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ トヨタ:カムリの概要♪初代 A40/50型(1980年-1982年)
2代目 V10型(1982年-1986年) 1982年3月登場。前輪駆動化され、セリカのサブネームが外れる。また、姉妹車のビスタが登場。このため、カローラ店専売車種となる。FF化によって“(当時の)クラウンより広い”と評された、広い室内が売りであった。当初は1800ccエンジン(1S-LU)に5速マニュアルミッションのみの設定だった。このモデルから米国をはじめ世界各地へ輸出されるようになり、とりわけ米国では後にベストセラーカーとなる。国内向けのカムリは4ドアセダンのみであったが、輸出仕様のカムリはビスタにあった5ドアリフトバックもラインナップされた。米国仕様は法規制のため角型4灯式ヘッドランプだった。
3代目 V20型(1986年-1990年) 1986年8月登場。エンジンは、2000ccのみトヨタ初となるハイメカツインカム(3S-FE型)エンジンが搭載された。ほかに1800cc(1S-i型)と2000ccターボディーゼル(2C-T型)、更に先代から引き続き2000ccスポーツツインカム(3S-GE型、2.0GTのみ)が用意された。エクステリアは、カリーナEDや2代目ソアラから始まった当時のトヨタデザインのトレンドに沿い、角と丸を巧みに融合させたもので、モールやメッキ類の採用で車格感も高められている。インテリアは先代の比較的シンプルなものから一転し、上位車種であるマークIIに匹敵する豪華なものとなった。一部の上級グレードではCDプレーヤーやクルーズコントロールがオプションで選べるなど、装備の面でもこれらに劣らない豪華さを誇った。フロントウインドウの傾斜もきつくなり、先代のような圧倒的な室内広さは実感できなくなり、初のFF中型車として実験的な色彩が感じられた先代とは違う、トヨタ車としてごく普通の車となった。海外向けはフロントグリルがビスタと同様のものとなっている。また、ステーションワゴンも存在したが、日本市場向けラインナップに追加されることはなかった。
4代目 V30型(1990年-1994年) 1990年7月登場。日本国内に導入されたこのモデルは国内専用車となる。この代より北米仕様は3ナンバーボディーとなり、日本では「セプター」として販売された。セダンはプレスドアを採用し、先代よりも丸みが強調されたが、初代セルシオのデザインを5ナンバーサイズに縮小したような張りのあるボディとなった。セダンには1800cc(4S-FE型)、2000ccの直列4気筒ハイメカツインカムガソリンエンジン(3S-FE型)、ツインカムの3S-GE型と2000ccディーゼルターボ(2C-T型)が用意された。駆動方式はFFとフルタイム4WDの2種類。FFには4WS設定モデルも存在した。バブル期に開発されたモデルであるため装備品をはじめとする内外装のクオリティは非常に高い。このモデルでもV6搭載モデルの「プロミネント」は存在した。ボディは4ドアハードトップのみ。エンジンは当初は従来型と同じV6・2000ccのみだった。
5代目 V40型(1994年-1998年) 1994年7月登場。当初は、北米カムリとの部品の共通化率を高めた3ナンバーモデルとして計画されていたが、バブル崩壊に伴う乗用車市場の冷え込みもあり、設計途中で5ナンバーサイズへと変更された。トヨタでは他にビスタアルデオの全高を試作途中に150mmも高めた例もあるが、このような開発末期の大きな設計変更は、全てのメーカーができるものではなく、資金力に勝るトヨタならではのエピソードとなっている。前述のとおりモデルチェンジの時期がバブル崩壊と重なった事も影響し、大幅なコストダウンを強いられたために装備やインテリアが先代と比較してかなり簡素なものになり、特に前期型にはフロントグリルのエンブレムがないという、徹底したものであった。ラインアップも削減され、このモデルよりプロミネントは消滅し、セダンのみの設定になった。排気量はガソリンエンジンが、1800cc(4S-FE型)と、2000cc(3S-FE型)、ディーゼルターボエンジンは2200cc(3C-T型)に拡大された。当初はガソリン2000ccモデルにのみフルタイム4WDの設定があったが、後に2200ccディーゼルターボにも設定された。
6代目 XV20型(1996年-2001年) 1996年12月にセプター(北米カムリ)の後継車種として、またV6エンジン搭載車のグレード名であった「プロミネント」の名を事実上変更して付け加える形で「カムリ・グラシア (CAMRY GRACIA) 」の名前で登場。3ナンバーとなり、エンジンもセプターと同じ直列4気筒の2200cc(5S-FE)とプロミネント以来のV6エンジン搭載車でもある2500cc(2MZ-FE)を搭載する。ボディタイプはセダンとステーションワゴンの2種類。従来のセプターに設定されていたクーペは日本では不評のため廃止された。ただし、北米市場には後継車種がカムリソラーラとして投入されている。また、日本仕様はこの代からAT車のみとなった。また、このモデルからセダンがダイハツ工業へ「アルティス」として2000年3月からOEM供給されている。カムリグラシアワゴンにはトヨペット店向けの姉妹車としてマークIIクオリスが発売された。
7代目 XV30型(2001年-2006年) 2001年9月27日登場。セダンのみとなる。日本仕様はV6エンジン搭載車が廃止され、直列4気筒2400cc(2AZ-FE)のみとなった。ウィンダムと共通のプラットフォームを使用する。形式は本来はXV30型だが、トヨタ車の形式の法則でX+Z=CとなるためACV30、MCV30(北米向けV6仕様)となる。
8代目 XV40型(2006年-) 2006年1月30日に登場。エクステリアデザインは今までのカムリのイメージを覆すスタイリッシュでアグレッシブなものとなる。2005年末をもって生産終了されたウィンダムを統合する役目もあるため、今回のモデルではさらに上質感に磨きをかける。日本仕様はベージュ内装でエアロパーツの設定もないが、北米仕様にはSE、オセアニア仕様にはスポルティーボと呼ばれるスポーティなモデルが存在しており、3本スポークステアリングを装備し、内装色もブラックである。また、横幅がセルシオ並みに拡大され、エンジンは従来と同じ直列4気筒2400ccだが、馬力が159馬力から167馬力となった。北米仕様にはV型6気筒3500cc仕様やハイブリッド仕様も設定されるが、日本で販売される予定はない。シフトは5速AT(4WDは4速AT)。北米仕様のV6モデルには6速AT(シーケンシャルシフト付き)が採用されているほか、中近東、ニュージーランド仕様などには5速MTも設定されている。最上級グレードGディグニスエディションは本革シートを標準装備する。オセアニア仕様は日本同様、直列4気筒エンジンのみの設定である。ただし、カムリをベースに前後デザインを変更した上級車種がオーリオン(Aurion)として発表されており、こちらはV6のみの設定となる。また、アジア仕様(中国、台湾、東南アジア諸国に投入)のデザインもオーリオンにほぼ準じたものとなっており、日米版カムリとは大きく異なる。なお、北米向けのトヨタ車のリアエンブレムは、1989年にトヨタが現在のトヨタマークを導入した以降も、これまではトヨタマークと「TOYOTA」のローマ字が併用されてきたが、この8代目カムリ以降のピックアップトラックやSUVを除くトヨタ車からは、「TOYOTA」のエンブレムが外され、日本仕様同様にトヨタマークのみとなった。直4エンジンの形式は7代目と同様の理由でACV40となるが、V6仕様はGRエンジンのため、R+X=SとなるためGSV40となる。
|