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 トヨタ:カリーナの概要♪


初代 A10/30型(1970-1977年)

1970年12月1日発売。ボディは2ドアセダン、4ドアセダン。コロナよりひとまわり小さめのボディに、独特のフロントマスクを特徴とする。初登場にして大ヒットとなり、当時としては異例の7年間にわたって販売された。

1971年4月、2ドアセダン1600GT追加。セリカGTと同じ2T-G型1600DOHC。三国製ソレックスキャブを2連装。最高出力は115ps(2T-GR型は110ps)。

1972年8月、マイナーチェンジ。内外装を変更。ガソリンタンクの搭載位置がトランク床面下から後部座席背面に移動。燃料ホースがブレード入りになり安全性を向上。コラムシフト車廃止。全車にチャコールキャニスタ(燃料蒸発ガス排出抑止装置)装備。

1972年12月、2ドアハードトップ追加。ドアパネルは4代目コロナハードトップ(RT90系)を流用。ハードトップは1600シリーズ全車に前ディスクブレーキが装備。スポーツモデルの1600SRはOHVツインキャブのエンジン搭載。同時に4ドアセダンにも1600GT(2T-G型、及び2T-GR型1600DOHC)が設定。

1974年1月、マイナーチェンジ。フロントグリルがハードトップと同意匠のものに変更。1400スーパーデラックス、2000シリーズ追加。18R-G搭載の2000GT(ハードトップのみ)はミッションがP51型ポルシェシンクロタイプとなる。ハードトップスーパーデラックスにタコメーターを装備。ラジエターリザーブタンクが全車に採用。

1975年1月、4ドアセダンに2000TTC-V車追加。エンジンは19R型(OHCシングルキャブ・80ps・トヨタ複合過流方式。50年排出ガス規制適合。)ミッションは5MTのみ。リヤウインドーガラス中央下部に「クリーン・エンジン」の表示ステッカー貼付。

1975年10月、マイナーチェンジ。ビックカリーナシリーズ。型式がA30型となる。全車50年排出ガス規制適合。ボディサイズ拡大、内装等大幅に変更。1400シリーズ廃止、1800シリーズ追加。

1975年12月、バンシリーズ追加。

1976年3月、昭和51年排出ガス規制適合の1600TTC-L車追加(トヨタ希薄燃焼方式)。エンジンは12T型。2000TTC-V車、昭和51年排出ガス規制適合。また、ハードトップにもTTC-V車(トヨタ複合過流方式)が設定。

1977年3月、新1800シリーズ発売。エンジンが昭和51年排出ガス規制適合の3T-U(トヨタ触媒方式)に変更。


2代目 A40/50型(1977-1981年)

1977年8月発売。スタイルは好評だった先代のキープコンセプトとなった。

1977年11月、1800シリーズの3T-Uエンジンが昭和53年排出ガス規制適合の13T-Uに変更。

1978年5月、GTとバン以外の1600cc車に3AT車追加。1800ccの3AT車も13T-Uエンジンへ移行。1600GTの2T-GEUエンジンが昭和53年排出ガス規制適合。110psから115psに出力向上。衝撃吸収ウレタンバンバーをオプション設定。

1978年9月、3T-EU(1800cc・OHV・EFI)搭載のST-EFI、SR-EFI追加。当初は5MTのみの設定。昭和53年排出ガス規制適合車。同時に2000GTの18R-GUエンジンがEFI化(18R-GEU)により、昭和53年排出ガス規制適合。また、18R-U型も21R-U型に変更、昭和53年排出ガス規制適合。乗用シリーズは全て昭和53年排出ガス規制に対応完了。右上のエンブレムが「TOYOTA」から「TOYOTA CARINA」に変更。

1979年8月、大幅なマイナーチェンジでスラントノーズの角目4灯ライトに変更(バンは従来どおり丸目4灯)と、同時にリヤはナンバープレートの位置が変更され、スタイルを一新する。3T-EUと21R-U搭載車に4AT車追加。3T-EUおよび2T-GEU、18R-GEU搭載車に限りリアサスペンションがセミトレーリングアーム化(型式はA50型)。2ドアセダンのスーパーデラックスは廃止。バン1400シリーズ廃止。バン1600シリーズは12T-Jエンジンに変更と同時にAT車追加。特別仕様車として、「マイロード」を設定。

1980年8月、ハードトップ1800はEFI仕様(ST-EFI・SR-EFI)のみとなる。


3代目 A60型(1981-1988年)

1981年9月発売。最後の後輪駆動車モデル。名機の誉れ高い4A-GE型エンジンの搭載モデルもあり、今でもレース関係者などからの人気が高い。このモデルからコロナ(翌年モデルチェンジ)とシャシーを共用した。

1981年と1982年には日本のプライベートチームの手によりパリ=ダカールラリーに参戦。特に1981年は完走を果たし、市販車無改造クラス、2輪駆動クラス、バギークラス、マラソンクラスの4部門制覇という偉業を達成、それを記念した限定車も発売。

1982年2月、5ドアワゴンの「サーフ」シリーズ追加。カリーナ発売以来初の5ドアワゴン(後のカルディナのルーツ)。1C型1800cc・OHCディーゼル追加。

1982年5月、1500SE追加。

1982年6月、主に女性ユーザー向けの1500ジュン追加。

1982年10月、日本初のDOHCターボエンジン(3T-GTEU型・1800cc・160ps ツインスパークプラグ式)搭載の「GT-TR」追加(セリカ、コロナと同時発売)。18R-GEUエンジンの2000GT廃止。

1983年5月、マイナーチェンジ(バン除く)。ドアミラーが設定され、フロントグリル、テールランプのデザインも変更された。スポーツモデルの1600GTに、それまでの2T-GEU型エンジンに替わり4A-GEU型エンジンが搭載される(1600cc・DOHC16バルブ)。3T-EUエンジン廃止。

1983年8月、バンシリーズをマイナーチェンジ。12T-J型エンジンが5K-J型・1500ccOHVに変更。

1984年5月、4ドアセダンのFFカリーナ(T150系)追加に伴い、車種を整理。クーペ、サーフ、バンは継続。同時にマイナーチェンジ。上級グレード車にカラードバンパーを設定。

1985年8月、さらに車種を整理。スポーツモデル(1600GT、1600GT-R、1800GT-T、1800GT-TR)はFFセダンに移行、クーペ販売終了。セダンは1500STD、DX、SG、1800SGのみとなる。サーフ、バンは継続。

1988年5月 FRセダン、サーフ、バン販売終了。


4代目 T150/160型(1984-1988年)

1984年5月、カリーナFF4ドアセダン(T150系)を発売。スタイルは先代を踏襲し、異型2灯式ヘッドランプとしたボクシーなフォルムとなる。上級モデルにはエアロパーツをオプション設定。先代モデルの全ラインナップを置き換えるのではなく、先代を継続販売しながら徐々に車種を追加する販売方法をとった。クーペ、バン(ワゴン)は先代を継続販売。1800ccはエンジンが電子制御セントラルインジェクション(Ci)化され、2000ディーゼルも追加された。その他は1600ccEFI「4A-ELU」と1500ccキャブ「3A-LU」。

1985年8月、スポーツモデルの1600GT、1600GT-R、2000GT-Rを追加(T160系)。1600ccは「4A-GELU」、2000ccは「3S-GELU」。スポーツモデルは5穴ホイールとなる。

1986年5月、後期型にマイナーチェンジ。グリル及びテールランプ変更。


5代目 T170型(1988-1992年)

1988年5月にT170系がデビュー。角が取れてやや丸みを帯びたフォルムは、当時のカーデザインの流行に沿ったものである。サーフ(ワゴン)、バンもフルモデルチェンジされ前輪駆動となる。エンジンは1800ccの4S-Fi型、1600ccの4A-GE型とFF車用のハイカム・ハイパワー仕様の4A-FHE型、1500ccの5A-F型、2000ccディーゼルの2C型。バンは1500ccの3E型、2000ccディーゼルの2C型。

1988年12月、セダンにセンターデフ方式フルタイム4WD車が追加(AT175型)。エンジンは1600cc4A-FE型のみの設定。

1989年8月、「Gリミテッド」の4A-GE型エンジンは高圧縮ハイオク仕様となり、140psを発揮するに至った。

1990年5月 マイナーチェンジ。グリルがT型に、テールランプが3分割から明るいレンズで膨らんだ2分割に変更された(バンの前面は変更無し)。エンジンは乗用のガソリン車が全車EFI化され1800ccが4S-FE型、1500ccが5A-FE型に。FF車用の1600cc4A-FHE型が105ps→110psに向上した。4WD車は引き続き4A-FE型を採用。サーフに2000cc2C型ディーゼルが追加(CT170G型)。運転席エアバッグがオプションとして装着可能となった。

バン/ワゴンは1992年10月まで販売され、コロナバンとの統合でカルディナが後継車となる。


6代目 T190型(1992-1996年)

1992年8月、T190系がデビュー。先代より大型化され、より洗練されたスタイルとなった。ラインナップは4ドアセダンのみとなる。エンジンは1800ccの4S-FE型、1500ccの5A-FE型、2000ccディーゼルの2C型。4A-GE型エンジン搭載のスポーツモデルが消滅し、4WD車は1600cc(4A-FE)から2000cc(3S-FE)へと変更。歴代カリーナの中で、唯一スポーツ(ツインカム)エンジン搭載グレードが存在しない。

1994年8月、マイナーチェンジ。内外装のフェイスリフトを行うのと同時に、1800ccエンジンが4S-FE型から7A-FE型リーンバーンエンジン(トヨタ初)へと変更と同時に1600ccの4A-FE型も、リーンバーンエンジンに変更される。2種類のエンジン共に当時としては高い燃費性能を誇った。しかし、実用燃費はハイブリッドカーの低燃費に遠く及ばない。燃費を重視するため、この車種のために専用開発された転がり抵抗の小さいタイヤが標準設定された。


7代目 T210型(1996-2001年)
1996年、モデルチェンジ。ラインナップはセダンのみで歴代カリーナの中では、唯一派生モデルが存在せず、完全な国内専用車となった。基本プラットフォームは前モデルのT190系のものを継承。フロントドアパネル、インスツゥルメントパネルはT210系コロナプレミオと共通。コロナ・プレミオと共にトヨタ初の衝突安全ボディー「GOA」を採用。エンジンは1800ccの7A-FE型・リーンバーン、1500ccの5A-FE型、2000tディーゼルターボの2C-TE型。1600tの4A-FE型・リーンバーン仕様は廃止された。スポーツグレードである「GT」が復活した(AT210型)。エンジンはAE111型カローラレビン、スプリンタートレノと共通の4A-GE型(165ps、通称「黒ヘッド」)、ミッションはAE101型後期〜AE111型前期カローラレビン、スプリンタートレノと共通の5速MT(C56型ミッション)が組み合わされた。

1997年にオートエアコン装備の限定モデル、「GTピエルナ」がデビュー。GTのブラックはこの時の限定色のため、希少となっている。

1998年8月、マイナーチェンジ。前部・後部の灯火類デザイン変更。バンパーの全塗装化。ディーゼルエンジンを2Lから2.2Lに拡大。GTのフロントグリルは従来他グレードと区別されていなかったが、「CARINA」の文字の代わりに「GT」エンブレムが入るようになった。また、GTのMTモデルにはAE111型後期カローラレビン、スプリンタートレノと共通のミッションが搭載され、6MT(C160型ミッション)となった。前後ブレーキディスクの径も大きくなり、これに伴いホイール口径が1インチ上げられ15インチとなった。リアバルクヘッド補強材と左右のリアサスロアアームを連結する補強材が加えられ、多少の剛性向上が図られている。リアシート中央席にヘッドレストが装備された。

2001年12月、アリオンに世代交代。コロナプレミオと共に販売を終了し、31年の歴史に幕を降ろした。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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