トヨタ:セリカ中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ トヨタ:セリカの概要♪初代 A20/30型(1970年-1977年) ![]()
WRC(グループ2)には最高出力を135psまで上げたTA22型で参戦(1972年-1973年)、RACラリー9位。1976年からはRA20型をベースにした車両(エンジンは独シュニッツァーが製作、18R-Gを1968ccにボアアップ、最高出力200ps)に変更、1978年まで活躍。 2代目 A40/50型(1977年-1981年) ![]() この代よりトヨタアメリカ ( TMS ) のデザインオフィスである、キャルティデザインリサーチ ( CALTY ) がスタイリングを担当。 1978年3月には、リフトバックにサンルーフ付き(日本車初/手動)を加え、翌4月には米国市場における対フェアレディZを主眼にした、上級モデルのスープラ/セリカXX(MA40型)が登場する。
WRC(グループ4)には1978年の1000湖ラリーからRA40型(最高出力230ps)が参戦する。1981年にはアイボリーコーストラリーにて最高位の準優勝を飾る。なお、1979年のRACラリーからDOHC4バルブのエンジン使用が許可されたため、ベース車両はRA63型に移行する。 また、1977年のF1日本GPで、オフィシャルカーとして、LBモデルが使用されていた。 3代目 A60型(1981年-1985年) ![]()
なお、このモデルは2代目セリカXXとほぼ同時期に発売されたため、セリカXXの人気の影に隠れる形となってしまった。そのため、セリカとしてはマイナーなモデルとなっている。TA61型をベースにしたコンバーチブルが北米市場向けに生産されており、1985年に貿易摩擦解消のため9台限定(RA65L/2400cc/オーバーフェンダー 当時600万円)で日本でも販売されている。 4代目 T160型(1985年-1989年) ![]()
WRCでは、グループBが廃止された後、1987年にトヨタ・チーム・ヨーロッパ (TTE) はスープラ(前期型・7M-GTEUを搭載し最高出力410ps)にて参戦、しかし成績は芳しくなかった。TTEはグループAで勝つために、5000台の販売規定をクリアした1988年から、ST165型をベースとし、X-TRAC製6速ミッションを搭載したGT-FOURを投入した。そして1990年に、カルロス・サインツの手によって、日本車初のドライバーズタイトルを獲得することとなった。 4A-GE型エンジンを搭載した廉価版も用意されていた。 5代目 T180型(1989年-1993年) ![]() プラットフォームは先代ベースとしていながら、サスペンションのリファインが行なわれて剛性が上げられている。
空冷式インタークーラーとツインエントリー・セラミックタービンを搭載したST185型は1989年に登場していたが、WRCへ参戦したのは1992年からである。ベース車両は水冷式インタークーラーとメタルタービンを搭載し、ワイドボディ化とブレーキサイズ拡大によりタイヤ選択と制動力を高めたST185H型 (GT-Four RC)。1993年には、宿敵ランチア・デルタ・HFインテグラーレを倒し、トヨタは初めてWRCのメイクスとドライバーズのダブルタイトルを掌中に収めた。 6代目 T200型(1993年-1999年) ![]()
GT-FOURとコンバーチブルは次期モデルのZZT230系では市販に至らず、ST200型が最終モデルである。 HKSの手によってチューンされたST202型は日本産FF車として、初めて0→400m加速で10秒を切るタイムを叩きだした。 7代目 T230型(1999年-2006年) ![]() ダウンサイジングを果たしたボディは前輪駆動専用設計(4WD「GT-FOUR」の設定はなし)となっており、ロングホイールベース、ショートオーバーハングとなり、高速走行時の安定性向上が図られている。また、運動性を高めるため、前輪駆動専用設計であるにもかかわらず、ベースプラットフォーム(同社のMCプラットフォームに相当)にビスタ、トヨタ・Opa、トヨタ・カローラ、トヨタ・プレミオ、トヨタ・アリオンなどの4WD仕様のものを採用したことで、リア・サスペンション形式がバイザッハアクスル式ダブルウィッシュボーンとなっている。 新設計のZZ系エンジンは、先代から200ccスケールダウンした1800ccとなるも、トップグレード SS-II が搭載する2ZZ-GE型エンジン(ハイオク指定)は連続可変バルブタイミング・リフト機構 (VVTL-i) を備え、190馬力を発揮する。エントリーグレードの SS-I は実用エンジンの1ZZ-FE型を搭載しているが、専用チューンにより同型エンジンを積む車種の中で最も高い145psとなっている。なお、環境性能は SS-I、SS-II ともに☆1つの「平成12年基準排出ガス25%低減レベル」となっている。 軽量化と自然吸気エンジンへの回帰は、開発時期が重なっていたMR-Sでも同様に目標に掲げられており、パワー&ドライブトレーンも同じ両車は、一部の実験データも共有している。ともにそのハンドリングは、特にイギリスでの評価が高い。 GT-FOURが廃止され、カローラレビン / スプリンタートレノとの統合が図られたこともあって、ライトウェイトクーペへとコンセプト変更している。その結果、同グレードの先代から60〜90kgの軽量化を果たしている。特に、SS-I のMT車に至っては車両重量1090kgと、SS-II のMT車よりも30kg軽く、単純にロワグレードと言い切れないメリットがある。カローラレビンが廃止された関係で値段も下がったと思われがちだが、SS-II ではそれほど値が下がっておらず、同グレードの SS-II スーパーストラットサスペンションは T230型の方が幾分高くなっている(消費税抜き)。SS-I では、SS-II と比べて内装・外装を適度に省略 / 簡略化する事で、低価格を実現している。SS-II との仕様、装備の差は、1ZZ-FE型エンジン(145ps)、リアはディスクでなくドラムブレーキ、電動格納が省略されたドアミラー、マニュアルエアコン、本革でなくウレタンステアリングとウレタンシフトノブ、リアスポイラー無し、マフラーカッター無し。これにより、SS-I は発売当初で標準価格は168万円を実現した。 近未来的で独特なヘッドライトはスポコンブームも手伝ってフェイスリフトの素材として人気を博した。 2006年4月、折からのスペシャルティカー市場の不振の影響を受け、生産を終了した。これと同時に、1970年から35年以上に渡って続いてきたセリカの車名も消滅する事になった。ただし北米においてはサイオン・tCの名前でセリカ同様の4気筒FF2ドア・スポーツクーペが2004年より販売されている。 |