トヨタ:ハイラックス中古車情報!カタログ・在庫


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 トヨタ:ハイラックスの概要♪


初代 10系(1968-1972年)
1968年、登場。ブリスカのモデルチェンジに際し、名称をハイラックスに変更。ブリスカ同様、企画はトヨタ、設計は日野主導で行われ、組み立ては日野自動車・羽村工場が担当した。
北米ではトヨタ・トラックとして発売された。

2代目 20系(1972年-1978年)
1972年5月登場。エンジンは従来の12Rに加え2.0Lの18R型を搭載した「ハイウェイ」も設定された。「ハイウェイ」にはハイラックス初のフロアAT車を選択できた。
  • 1975年10月 マイナーチェンジでフロントグリルが変更される。「ハイウェイ」は廃止されハイラックスのAT車も1983年のフルモデルチェンジまで一旦中止された。

3代目 30 / 40系(1978-1988年)
1978年9月登場。スタウト110系がこのキャビンを流用した。エンジンは従来どおり1.6Lの12R型。ヘッドランプは規格型の丸形4灯式から規格型の丸形2灯式に変更された。
  • 1979年12月、これも初となる、ディーゼルエンジンが設定された。ディーゼルエンジンは乗用車系の2.2Lの「L型」だったが、生産コストが低いこと(だけ)が取り柄のこのエンジンは、噴射ポンプは分配式、カムシャフトと噴射ポンプはコグドベルト駆動とするなど、トラック用としてはいささか華奢で、その後、連続高負荷運転ではヘッドやブロックの変形が大きくなる事も発覚し、後に市場での評判を下げることとなる。また、ハイラックス初の4WDモデルが標準ボディーに追加された。エンジンは負荷を考慮し2.0L ガソリンの「18RJ型」が搭載された。
  • 1981年10月 マイナーチェンジで規格型角形2灯式ヘッドランプに変更。ダブルキャブと4WDディーゼルを追加。
  • 1983年11月 廉価版のみへ車種整理され「ポピュラーシリーズ」として88年9月まで継続。

4代目 50 / 60系(1983年-1988年)
1983年11月登場。ガソリン車のエンジンがR型からY型に変更された。
ディーゼルエンジン搭載車に2人乗りのフロア4速AT車が追加され、フロアAT車設定は2代目のハイウェイ以来となった。

1984年5月 トヨタ初のSUVとなる、4ランナー/ハイラックスサーフ60系が登場する。
  • 1985年8月 4ランナー/ハイラックスサーフがフロントサスペンションをトヨタ4WD初採用となる、トーションバー+ダブルウイッシュボーンの独立式に変更する。
    いすゞ・ファスターロデオ、ダットサントラック、三菱・フォルテの各4WDピックアップは、この時期すでにフロント独立式サスペンションを採用していたが、ハイラックスピックアップはリーフ+リジッドのまま残された。ただし、海外の途上国や、国内でも、業務用やクロスカントリーを楽しむユーザーには、丈夫で、ホイールストロークの大きい(脚の長い)リジッドが歓迎されていたため、これ以降も残されることとなった。

5代目 80 / 100系(1988年-1997年)
1988年9月発表。130系サーフは1989年5月発表。エンジンは直列4気筒2000ガソリンの3Y、2800ディーゼルの3Lが設定のほか、北米向けなどは、直列4気筒2400 22R-E、V型6気筒3000の3VZ-Eが設定された。
  • 1989年から1996年まで、トヨタ社とフォルクスワーゲン社との提携の一環として、ハイラックスがフォルクスワーゲン社ハノーファー工場で生産された。半数はトヨタ・ハイラックスとして欧州トヨタから販売され、のこり半数はフォルクスワーゲン社から、VW タロー(太郎)という車名で販売された。
    タローには現地製のほかに、日野自動車・羽村工場製のOEM車も存在した。
    (フォルクスワーゲン 年表)
  • 1993年、北米向けに、ハイラックスのコンポーネンツを使った、より大型のT100が登場。日野・羽村工場での生産は、ハイラックスとの混流となった。ビッグスリーを刺激しないよう、フルサイズとすることを避けたT100は、その後、タンドラに道を譲り消滅する。
  • 1995年北米向けハイラックスがタコマとして独立した車種となる。
  • 1996年同車をベースにトヨダ・AA型乗用車をモチーフとしたトヨタ・クラシックが限定発売された。

6代目 140 / 160 / 170系(1997-2004年)
1997年登場。乗用仕様には「スポーツピックアップ」と名づけられた。この世代からハイラックスサーフ(200系)はタコマベースに改められ、袂を分かつ。エンジンは直列4気筒SOHC2000ガソリン(1RZ-E)、直列4気筒SOHC2400ディーゼルターボ(2L-TE)、直列4気筒SOHC2700ガソリン(3RZ-E)、直列4気筒SOHC3000ディーゼル(5L)が設定された。
2WDダブルキャブ、2WDエクストラキャブ、4WDダブルキャブ(ワイドボディの設定あり)、4WDエクストラキャブが設定された。ピックアップには珍しくTVCMも放映され、TRDによるカスタマイズバージョンも用意された。
  • 2001年マイナーチェンジ。ヘッドランプを規格型から異型とし、フロントグリルとエンジンフードをボリュームを増した造形へフェイスリフト。
  • 2004年秋に日本国内での販売を終了した。
  • 同車をベースにかつて発売された「クラシック」のトラック版といえるTCピックアップが発売されており、こちらは台数限定はされておらずトヨタテクノクラフトの特装車扱いだった。

7代目 (2004年-)
トヨタIMVプロジェクトのフレーム構造をベースとした単一プラットフォームを共有する世界戦略車「IMVシリーズ」としてピックアップトラック、SUV、ミニバンが設定され、このピックアップトラック車種がハイラックス7代目を継承した。「IMVシリーズ」はパワーと低価格が重視される地域向けに、トラックを乗用としても使用する購買層に対し、従来のトラックに比べ乗用車風の高級感を持たせるつくりとし、さらにトヨタの安定した品質を提供することで販売増を狙うという、新興国向け世界戦略車として生み出されている。世界中の多くの国で販売されるが、日本、北米などでは販売されない。

生産はまずタイで開始された。日野自動車羽村工場のラインが一部移管され2004年8月からおこなわれた。羽村工場でも2005年6月末まで生産されていたが、IMVは日本国外以外の世界的規模でトヨタ生産方式を実現することが求められるプロジェクトであり、最終的にタイに完全に移管された。

一国生産のリスクを避けるためにタイ以外でも順次生産開始され、アルゼンチン(2005年2月)、南アフリカ(2005年4月)の3ヶ国がIMVシリーズピックアップ車の主要な輸出拠点となっている。この3拠点から世界の新興諸国に向け輸出されるほか、マレーシアやパキスタン、ベネズエラなどでは自国向けにCKD生産されている。

エンジンは直列4気筒DOHC2.7Lガソリンの2TR-FE、V型6気筒のDOHC4.0Lガソリンの1GR-FE、直列4気筒DOHCディーゼルは3.0Lの1KD-FTV、2.5Lの2KD-FTVが設定されている。

車名は地域によって異なり、タイではHilux Vigo(ハイラックス ヴィーゴ)、欧州ではHilux、南太平洋地域ではHilux IMVとして販売されている。

日本の代表的なキャンピングカービルダーであるバンテック社はHILUX VIGOをベース車としたテラ(Terra)を2006年から販売している。トヨタタイ工場から仕入れたHILUX VIGOをバンテック社タイ工場で架装。ベース車としてのHILUX VIGOは並行輸入扱いとなっている。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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