トヨタ:プロナード中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ トヨタ:プロナードの概要♪![]() 開発テーマは「上質のゆとり」 車両コンセプトは「Brand-new Luxury & Spacious Sedan」(既存の国産ラージには無い商品性を持つ新時代の、高級且つスペーシャスなセダン)月販売目標は1,000台とされていた。 ボディーカラーは「ホワイトパール」「シルバー」「グリーン」の全3色が用意された。 大型の3000ccのV6・1MZ-FE型エンジンにFF車の特性を生かした広い室内空間や、大きなトランクスペースが特徴であった。 北米市場をメインに作られていた車種であったため、座席自体の大きさは、日本市場における一般的なセダン車よりもやや大きい設計になっている。また、(室内長などを含む)全体的な車格はクラウンやカムリよりも大きく、3代目セルシオに近いサイズであると言える。このことからもトヨタのセダン型車種としては、製造・販売が終了した現在においてもなお、最大級の広さと大きさをほこる。 しかし、同クラスのクラウンという圧倒的な人気車種の存在や、当時の販売店であるビスタ店には既に、アリストやクレスタなどの人気車種もあったため、知名度・露出度がともに低かったこと、またトヨタ車ではありながらも米国トヨタ製造の逆輸入車故に大味過ぎるキャラクターや信頼性などにおける不安感など、数々の要因が絡んだこともあり、結果的に人気を得ることができず、輸入販売は終了する。 この後の2005年12月には、同じFF車であるウィンダム・FFの3ナンバーサルーンの火付け役のディアマンテも販売が終了するなど、日本国内でのセダン車(特にFFラージクラスセダン)の人気の陰りによる販売低迷が、販売終了の最も大きな要因といえる。 このプロナードは(北米名称のアバロンも共通)、3ナンバーセダン型の乗用車としては非常に特徴的といえる、前席3人掛けコラムシフト式のベンチシート車のグレード設定がある。このグレード名は「3.0L」。 グレードはベーシックモデルとなる「3.0」とその上級モデルにあたる「3.0G」、そして上記に記載した「3.0L」の計3種類がある。 販売当時、先進装備でもあったDVDナビゲーションが全グレードに標準装備されていた事は、まだ純正カーナビゲーション自体が追加オプションによる設定が主流であった日本車市場において、当時の国産他車(トヨタ車以外も含む)と比べても、ハイスペックな装備をしていたといえる。
なお、2代目である本モデルに関しては、日本国内においてアバロン(AVALON)の名で販売はされていない。そのため日本国内で2代目のアバロン(AVALON)が存在する場合、並行輸入(アメリカからの左ハンドル仕様が逆輸入)されたものか、日本仕様であるプロナード(PRONARD)のエンブレム類を北米仕様であるアバロン(AVALON)に交換したものである。 日本トヨタでは本モデルを最後に、アバロンの販売を終了しているが、北米トヨタでは2005年に3代目モデルへと移行(フルモデルチェンジ)し、引き続き同社のフラッグシップモデルとして製造・販売がされている。 |