トヨタ:プロナード中古車情報!カタログ・在庫


中古車情報

中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪
 ⇒  プロナード中古車総合情報

 トヨタ:プロナードの概要♪


2000年4月に販売を開始。
開発テーマは「上質のゆとり」
車両コンセプトは「Brand-new Luxury & Spacious Sedan」(既存の国産ラージには無い商品性を持つ新時代の、高級且つスペーシャスなセダン)月販売目標は1,000台とされていた。
ボディーカラーは「ホワイトパール」「シルバー」「グリーン」の全3色が用意された。

大型の3000ccのV6・1MZ-FE型エンジンにFF車の特性を生かした広い室内空間や、大きなトランクスペースが特徴であった。

北米市場をメインに作られていた車種であったため、座席自体の大きさは、日本市場における一般的なセダン車よりもやや大きい設計になっている。また、(室内長などを含む)全体的な車格はクラウンやカムリよりも大きく、3代目セルシオに近いサイズであると言える。このことからもトヨタのセダン型車種としては、製造・販売が終了した現在においてもなお、最大級の広さと大きさをほこる。

しかし、同クラスのクラウンという圧倒的な人気車種の存在や、当時の販売店であるビスタ店には既に、アリストやクレスタなどの人気車種もあったため、知名度・露出度がともに低かったこと、またトヨタ車ではありながらも米国トヨタ製造の逆輸入車故に大味過ぎるキャラクターや信頼性などにおける不安感など、数々の要因が絡んだこともあり、結果的に人気を得ることができず、輸入販売は終了する。

この後の2005年12月には、同じFF車であるウィンダム・FFの3ナンバーサルーンの火付け役のディアマンテも販売が終了するなど、日本国内でのセダン車(特にFFラージクラスセダン)の人気の陰りによる販売低迷が、販売終了の最も大きな要因といえる。

このプロナードは(北米名称のアバロンも共通)、3ナンバーセダン型の乗用車としては非常に特徴的といえる、前席3人掛けコラムシフト式のベンチシート車のグレード設定がある。このグレード名は「3.0L」。

グレードはベーシックモデルとなる「3.0」とその上級モデルにあたる「3.0G」、そして上記に記載した「3.0L」の計3種類がある。

販売当時、先進装備でもあったDVDナビゲーションが全グレードに標準装備されていた事は、まだ純正カーナビゲーション自体が追加オプションによる設定が主流であった日本車市場において、当時の国産他車(トヨタ車以外も含む)と比べても、ハイスペックな装備をしていたといえる。

  • 2002年9月にマイナーチェンジを実施。
フロントバンパー、フォグランプ、フロントグリルや後部テールデザインを変更し、ディスチャージヘッドランプや雨自動感応式ワイパーなどの標準装備化を施した。また、日本仕様モデルに限り、車名ロゴ入りのスカッフプレートなども標準装備される。しかし、マイナーチェンジ後はグレードに関係なく、サンルーフの設定が無くなった。
内装色にも若干の変更が加えられた。設定上は共にアイボリー(象牙色)となっているが、前期は淡い黄色に近い明るめのアイボリー色、後期はグレーに近い暗めのアイボリー色となっている。
ボディーカラーは前期にあった「グリーン」が無くなり、後期専用として「ダークブルー」が追加された。「ホワイトパール」と「シルバー」は前後期ともに変更は無い。後期のボディーカラーは全3色。
また、前期の「3.0L」は「3.0G」グレードと同様の本皮シートが標準装備となっていたのだが、後期の「3.0L」は通常の「3.0」グレードと同様のファブリックシートが標準装備に変更されたため(ただし日本仕様モデルに限る)、結果的に前期の同型よりもダウングレードしているという珍しい特徴もある。
後期では、それまで全グレードで標準装備となっていたTV付きDVDナビゲーションの無い「Mパッケージ」という受注専用生産車の設定が存在した。
  • 2004年4月にビスタ店がネッツ店へ統合されるにあたり、ヴェロッサと共に販売が終了した。
日本仕様モデルの総生産台数は約7,800台。
  • 2008年、ラグジュアリーカスタムやUSDMに興味を持つ若者の間で中古車が一部人気となる。

なお、2代目である本モデルに関しては、日本国内においてアバロン(AVALON)の名で販売はされていない。そのため日本国内で2代目のアバロン(AVALON)が存在する場合、並行輸入(アメリカからの左ハンドル仕様が逆輸入)されたものか、日本仕様であるプロナード(PRONARD)のエンブレム類を北米仕様であるアバロン(AVALON)に交換したものである。

日本トヨタでは本モデルを最後に、アバロンの販売を終了しているが、北米トヨタでは2005年に3代目モデルへと移行(フルモデルチェンジ)し、引き続き同社のフラッグシップモデルとして製造・販売がされている。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


相互リンク相互リンク募集お問い合わせ