トヨタ:メガクルーザー中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ トヨタ:メガクルーザーの概要♪![]() 登場時にはその大きさや外観から「和製ハマー
( H1 ) 」とも呼ばれた。 リアに油圧作動の逆相(小回り)4WSを装備しており、最小回転半径(外側前輪の軌跡)は5・6mであるがリア・オーバーハングを振り出すため、狭いところでの転回には注意が必要となる。センタリングスプリングによるフェイルセーフ機構を持ち、油圧系統の異常時やエンジン停止時には中立を保つ。 定員は6人。エアコン、オーディオなどある程度の快適装備は装備しており、RAV4(SXA10系)のものを流用した着脱式のサンルーフも選べるが、これもお楽しみ用と言うより「作業用ハッチ」の意味合いが強い。このサンルーフに合わせるため前部ルーフは不自然に膨らんでいる。 フレーム下やサスペンション・アームの処理が非常に良く、ハブ・リダクションドライブを採用しているため、最低地上高の420mmは掛け値なしの実用数値である。 トルク感応型LSD(トルセンデフ)のほかにマニュアル・デファレンシャルロックを持ち、さらにタイヤ空気圧調節機能まで備えるため、「このクルマでスタックするようなら、後はクローラ(履帯)付きの車両を使う以外に走行手段は無い」とまで言われる。 高機動車と異なりランフラットタイヤではないため、スペアタイヤを装備する。地上高の高さもあいまってスペアタイヤキャリアの位置が非常に高いため、背面キャリアでありながら、トラックのフレーム下キャリアと同様なタイヤ引き上げ用チェーンブロックが装備されている。 ボンネットは一般的な積層FRPで、高機動車の真空成型品に比べ、ややグレードが落ちる。 サスペンションはやはり高機動車と同じく、四輪独立懸架(ダブルウィッシュボーン)式となっている。クロスカントリー車マニアの間では不整地での伸びと耐久性が良い車軸懸架式が好まれる事が多いが、ハンヴィー(ハマー)と同じく十分な伸びと耐久性を確保している為、そういった面での不満は無いと言って良い。 発売当初は興味本位の一般ユーザーの購入や企業の広告塔として利用された例も見られたが、時期が経ち落ち着いてくると、やはりメインユーザーはJAFや消防、自治体などとなり、本来の姿となっている。また、少数が海外のコレクターの元へ渡っている。 価格は962万円(エンジンが変更された99年以降は980万円)で、諸費用を含めると1010万円となり、国産市販車乗用車ではホンダ・NSXとほぼ同等の最高価格車であった。 標準の車体色は白と紺の2色が用意されており、室内はビニールのセミトリムとされ、色はグレーであった。 2002年で生産は一旦終了となったが、高機動車の生産が引き続き行われていることと、手作りに近い生産ラインのため、自治体などからのまとまった受注があれば、必要数の生産が行われる可能性もある。 総生産台数は132台と言われる。 一時期ホイールベースを変更して、ダイナやコースターにもこの高機動シャーシが使われていた。 |