日産:エルグランド中古車情報!カタログ・在庫


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 日産:エルグランドの概要♪


初代 (E50型 1997-2002年)

1997年5月、キャラバンとホーミーのミニバンタイプとして登場した。当初は、モーター系(ローレル販売会社)が「キャラバン・エルグランド (CARAVAN ELGRAND) 」、プリンス系(スカイライン販売会社)が「ホーミー・エルグランド (HOMY ELGRAND) 」と車名が分けられていた。

グレードは、最上級から7人乗り「X」、8人乗り「V」、最廉価「J」という構成。「X」のみ本革・サプラーレコンビシート、オートスライドドア、電子制御サスペンション「アクティブダンパーサスペンション」がオプション設定され、「J」を除いた全グレードにはツインモニターTV・ナビゲーションシステムがオプション設定された。「v」はミドルグレード、最廉価「J」にはオートクロージャードア、電動格納式ドアミラーなどが装備されていない。スピーカー数も2つである。

また、エルグランドのエンブレムは、「キャラバン・エルグランド」が赤、「ホーミー・エルグランド」が青となっている。

1997年7月、いすゞへのOEM供給を開始(ファーゴ・フィリーとして販売、のちにフィリーに車名変更、2002年4月で終了)。

1998年1月、ラルゴやセレナで人気を博したスポーティーグレード「ハイウェイスター」が設定される。Vをベースにし、専用メッキグリルやエアロパーツ、本革/サプラーレ/トリコット地の専用シートなどを装備していた。

同時にオーテックジャパンから、当時の日産の社長車として話題となった「ロイヤルライン」がエルグランドをベースとして発売された(4人乗り、新車価格695万円)。

1998年10月5日、「X」「V」「ハイウェイスター」の3グレードに、「ラウンジパッケージ」を設定した。「ラウンジパッケージ」は、パックオプションとしてフロント回転対座シート、リッド付のカップホルダーを備えたセカンドシートバックテーブル、セカンド回転横向きシート、電動ピュアクリーンカーテンなどを装備した。また、同時に「X」に8人乗りモデルが追加され、オーテックジャパン「ライダー」が発売された。

1998年11月18日、1997年4月の生産開始より約19か月で国内生産累計が10万台を突破。

1999年8月30日、マイナーチェンジ。ディーゼルエンジンをZD30DDTi(直4DOHC・170PS・3000cc直噴インタークーラー付ターボ)に変更し、約25%の燃費向上と、静粛性の向上が図られた。外装については、バックドアフィニッシャーを透明アクリル化し、リヤコンビランプ周辺を黒色化した。同時に車名を「エルグランド」に統一し、エルグランドのエンブレムはこれを機に赤と青から白に変更された。

2000年4月3日、ファインビジョンメーター、本革シートを装備した特別仕様車「プライムエディション」を発売。

2000年4月6日、オーテックジャパンの手によるエルグランド「ジャンボタクシー」が登場。10人乗りで、VG33Eと、ZD30DDTiを搭載した。なお、ディーゼルモデルは同年5月25日に発売された。フロントドアより後ろを約100mm拡幅。専用ボディ(E24型キャラバンの外板流用)とし、ボディサイズは全幅リアゲートはキャラバン用を拡幅したもの。一時期キャンピングカーのベース車として大量に供されたこともある。搭載エンジンはVG33E型およびZD30DDTi型。現在は生産中止になっている。オーテックジャパンの手による高規格救急車「パラメディック」はこのジャンボタクシーをベースにしている。

2000年8月23日、マイナーチェンジにより最康価「J」が廃止され、新しく本皮・サプラーレコンビシート、コンフォタブルキャプテンシートを装備した最上級グレード「Xリミテッド」が加わる。この時にガソリンエンジンが旧態化したVG33EからVQ35DEに変更された。また、フロント周辺のデザインを一新した。

2001年8月29日、国内登録累計20万台達成記念特別仕様車「メモリアルセレクション」を設定。


2代目 (E51型 2002-)
2002年5月21日、E51型にモデルチェンジ。後輪のサスペンションがマルチリンク式の独立懸架に変更されるなど、変更箇所は多く、運動性能を向上させている。同クラスのライバル車とは異なりエンジンが縦置きとなっているが、リア周りの重量が増しがちなこの手の車の場合は後輪駆動ベースのほうが加速時や旋回時に駆動力がかかりやすく、大きなメリットとなる。また、ディーゼル仕様は廃止され、全車ガソリンエンジンのみのラインアップになり、搭載エンジンはVQ35DE型 V6 3.5L (240ps) 。ATは5速化され、マニュアルモードもついた。

2002年10月2日、オーテックジャパンによる特別仕様車「ライダー」が登場。

2002年12月19日、オーテックジャパンの手による4人乗りの「VIP仕様車」を設定。後席にセンターアームレスト付専用本革シートを装備し、専用電動オットマン、オーディオシステム (VHS+CD+DVD) 、フロントキャビネット、引出し式テーブルなどをオプション設定した。受注生産とし、オーダーメイドに対応する。

2002年12月24日、国内販売累計25万台達成記念車「VG バージョンL」、「ハイウェイスター バージョンL」を設定。

2003年8月27日、「ハイウェイスター」を一部改良。フロントグリルのフルメッキ化、アルミロードホイールのクロームカラーコート化、フォグランプまわりの車体色化を行い、内装についてはステアリングのブラック化、ジャガード織物のシートの採用、シフトノブの本革部分ブラック化、インストルメントパネル中央部の操作パネルのダークグレー化を行った。

2003年10月22日、オーテックジャパンによる特別仕様車「ライダーS」追加。既存の「ライダー」に対し、内装色を黒にコーディネートしている。

2004年8月25日、マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドランプ、フロント/リヤバンパー、リヤコンビランプ等の形状を変更し、インテリアはインパネ及びダッシュボードの形状変更、各部木目調パネルの採用、照明リング付きファインビジョンメーター、スイッチ類のメッキ処理等により高級感を演出している。また、フロントシートのドライビングポジションが改善され、XL、Xのセカンドシートにオットマンが採用された。また、安全装備として、前席アクティブヘッドレストの全車標準装備、アクティブAFS、インテリジェントブレーキ アシスト、緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルトなどを新たに設定。オーディオシステムもグレードアップが計られ、エルグランドスーパーサウンドシステムの全車標準装備、BOSEサウンドシステム(XLに標準装備)がオプション設定された。

このマイナーチェンジを受けて、Vグレード、VGグレードの4ドアモデルが廃止された。

2004年12月22日、VQ25DE(V6 2.5L 186ps、レギュラーガソリン仕様)搭載モデルを追加。2.5L搭載グレードは、新設のVグレード及びハイウェイスター。 この際に、11スピーカーやスーパーウーファーを採用した5.1chサラウンド・カーシアターシステムが全車にオプション設定され、オーディオシステムはより充実した。

2007年12月19日、エルグランド誕生10周年記念特別仕様車「3.5L ハイウェイスター ブラックレザーリミテッド」を設定。同時に、一部改良を行い、グレード体系の見直し(VGグレードを廃止)、木目調パネルの採用などを行った。

2007年6月20日、エルグランド誕生10周年記念特別仕様車第2弾「3.5L ハイウェイスター スタイリッシュシルバーレザー」を設定。同年7月31日まで限定販売された。

2007年10月23日、 一部改良。ハイウェイスターのフロントグリルの意匠を変更。ナビゲーションを従来のDVD方式からHDD方式に変更し、市販車としては世界初のアラウンドビューモニターをライダー以外の全グレードに設定。3500の「ハイウェイスター ブラックレザーリミテッド」は「350ハイウェイスター ブラックレザーエディション」としてカタログモデルに格上げ、同時に2500にも追加グレードとして設定された。また、特別仕様車「350ハイウェイスター レッドレザープレミアムセレクション」を設定。なお、この一部改良を機に、全車グレード名の前に排気量を示す「250」や「350」を追加している。

2008年11月10日、「ハイウェイスター ブラックレザーナビエディション」および「350ハイウェイスター エスプレッソレザープレミアムセレクション」発売。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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