日産:クルー中古車情報!カタログ・在庫


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 日産:クルーの概要♪


クルー (CREW) は、日産自動車のセダン。主にタクシーとして用いることを前提に設計されている。1994年-2002年には自家用向け仕様「クルー・サルーン」とパトカー仕様も発売されていた。
シャーシは耐久性や信頼性で実績のある、それぞれフロントにC32型ローレルセダンのシャーシを、キャビン・リアにY31型セドリック営業車のシャーシを使用している。左側後部ドアを5cm大きく取るなど、タクシー専用設計である。

警視庁などのパトロールカーや、自動車教習所の教習車としても使用されている。

現行のグレードは上から順にGLX, GL, E-Lの3種類(Eについては2005年11月廃止)。主にE-L, Eが地方の法人タクシーで使われている。上級グレードのGL, GLXは主に個人タクシーで使われている。

トランスミッションは5速MTと4速AT。

現在では少なくなったFRのMTという駆動方式を採用している事や、部品流用の容易さからアフターパーツが豊富な事で、一部のチューニングカー愛好者にも人気があり、後の1994年1月に自家用向けに追加設定されたクルー・サルーン(現在絶版)では、ガソリンエンジンはRB20Eエンジン、ディーゼルエンジンはRD28Eを搭載していたこともあり、RBの高性能エンジンやSRエンジンに容易に換装でき、スカイラインGT-Rに使われるRB26DETTやシルビア/180SXなどに使われるSR20DETなどにスワップ(換装)する例も見られた。


1993年7月、これまでのタクシー専用モデルであったローレルC32型とブルーバード910型タクシー専用モデルの後継としてデビュー。車両左側のリアドアを右側に対し開口面積を拡大する等タクシーでの利便性を向上させている。

1994年1月、自家用向けグレード「クルー・サルーン」が登場(「サルーン」にはローレルやスカイラインと同じRB20Eエンジンを積んだモデルもあった)。自家用4ドアセダンには珍しく、自動ドアのオプション設定があった。これは個人タクシーとして使われることを想定していると思われる。

1994年4月、パトカー仕様追加。

1994年5月、サルーン系にディーゼル追加。

1995年2月、一部改良。サルーン系のうちLXサルーンBを廃止し、LXサルーンGを追加。

1996年、光岡自動車がクルーベースのクラシックセダン、ガリューの販売を開始する。

1996年9月、一部改良。

1998年6月22日、一部改良、NA20P型LPGエンジンを燃焼室改善などにより、低燃費化および出力、トルクを向上。また、上級グレードのGLX, GLに、カラードバンパーやメッキアウトサイドハンドル、アルミロードホイール、装飾フィニッシャーなどをセットにした「カスタムパッケージA/B」をオプション設定。同時に、センターコンソールリッドへの料金トレイの設定、トランクルームのフルトリム化、オゾンセーフエアコンの標準装備、抗菌処理などを施す。

1999年8月23日、一部改良。安全性能および仕様装備の向上を図る。また、直列6気筒 SOHC 18バルブ EGIディーゼル RD28E型を旧来の機械式燃料噴射ポンプを用いたRD28型に差し替えて採用。

2002年6月26日、ガソリン・ディーゼルエンジン廃止により、サルーン系とパトカー仕様が生産中止、直列4気筒SOHC LPGエンジン NA20P搭載の営業車と教習車のみの設定となる。また、運転席デュアルシートリフター、運転席ランバーサポートを全車標準装備化し、仕様向上を行った。

2005年11月30日、一部改良。最下級グレードE廃止、ウインカーのクリヤー化、テールランプの形状の小変更、ハイマウントストップランプのLED化などを行い、灯火器技術基準に適合した。

2007年7月、平成17年排出ガス規制適合。教習車は廃止され、日産から教習車のラインナップがラティオ教習車が発売されるまで消滅した。また、2005年にシルフィ教習車がフルモデルチェンジに伴って廃止されたため、一時期は日産唯一の教習車となっていた。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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