ホンダ:アコード ワゴン中古車情報!カタログ・在庫


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 ホンダ:アコード ワゴンの概要♪


初代(1991-1994年 CB9型)

1991年に登場。国内での発売は4月4日。エンジンはF22A型 2,200cc SOHC(140PS)のみ。型式番号はCB9。4代目セダンをベースにホンダR&Dノースアメリカ(HRA)がデザイン・開発を、ホンダ・オブ・アメリカ・マニファクチャリング(HAM)が生産を担当した。Bピラーより前をセダンと共用するため、基本的なボディサイズは国内の5ナンバー枠に準じており、室内幅もセダンと同じである。全幅の差はドアモールの厚さである。ちなみに、アメリカおよび日本では「ACCORD WAGON」として、欧州およびオセアニアでは「ACCORD AERODECK」として販売された。

多くのステーションワゴンが収容力を重視して商用車と同様の直立したテールゲートを採用する中、C,D両ピラーの中間付近からウエストラインに向けて斜めに傾斜し、曲面の強いリアウィンドウを備えたテールゲートによるパーソナル感を強調したデザインが特徴である。このデザインはテールゲートのヒンジが車両後端から離れるため、テールゲートの舞い幅を小さくし、狭い場所での開け閉めが楽になるという利点もある。

ステーションワゴンとしての基本装備はおさえられており、テールゲート部を低く抑え滑り止め加工をしたリヤバンパーや、外側にオフセットされたエキゾーストパイプなどを備える。後席の前倒によるフラットな荷室の拡大が可能であったが、前述の傾斜したテールゲートと、セダンと同じダブルフィッシュボーン形式のリヤサスペンションの荷室への張り出しが大きいことから、荷室の使い勝手がやや犠牲にされている。

国内向けには当初「2.2i」のみのモノグレード構成で運転席エアバッグ、サンルーフ、ブロンズガラス、アルミホイール、フォグランプ等が標準装備だった。外装はダークグレー、ダークブルー、ワインレッドの3色、内装にはベージュカラーと、グレーベースのカラーが用意されていた。

1992年2月にマイナーチェンジが行なわれ、「2.2i」にABSが標準装備された。同年6月サンルーフ、ABS、アルミホイール、フォグランプなどが省略された廉価版の「2.2i-R」が追加設定された。

日本国内でもスタイリッシュなステーションワゴンとして人気を呼び、約3年間での販売台数は3万8千台にのぼった。一時は数か月の納車待ちが発生した。


2代目(1994-1997年 CE1/CF2型)

1994年2月23日に登場。エンジンは当初 F22B型 2,200cc SOHC VTEC(145PS)のみだったが、後期型にはプレリュードに搭載されていたH22A型 2,200cc DOHC VTEC(190PS)が追加された。型式名は、CE1(F22B搭載車)及びCF2(H22A搭載車)。このモデルもアメリカで開発・生産された3ナンバー専用ボディであったものの、先代に比べ、室内はあまり広くはない。アメリカ本国ではステーションワゴンからミニバンへと消費者の嗜好が変化し、売り上げは伸びなかったものの、日本国内では人気を博した。このクラスのワゴンにしては比較的安価だった上、社外パーツも豊富に存在していたため、長きに渡ってドレスアップカーとして使用されることもあった。

発表当時は「Vi」と「VTL」との2グレード構成。両グレードの差は、アルミホイール, サンルーフ, クルーズコントロール, リアセンターアームレスト, 安全装備(SRSエアバック・ABS)の有無など。全車に充電式キーレスエントリーが装備されていたが本国仕様が電波式だったのに対し、日本仕様は電波法にひっかるとして赤外線式に改められた。尚、途中の小変更ではフロントのセンターアームレストがリヤカップホルダー(スライド式)内蔵型に変更された。

1995年9月、1回目のマイナーチェンジ。フロントグリル変更(Hマーク内蔵型)やリヤサイドマーカーの標準化を実施し(これらの変更が前期型と中期型の判別ポイント)、全モデル運転席SRSエアバックを標準装備した。バンパーの変更により全長が+10mmの4,780mmとなり、VTLからアルミホイールやクルーズコントロール、助手席SRSエアバッグなどを省いた中間グレード「ViX」が追加された。

1996年3月、ボディーカラーにフロストホワイトが追加された。

1996年9月、2回目のマイナーチェンジ。ボディーカラーにソラリスシルバーが追加され、全モデル前席SRSエアバックを標準装備し、ViXにはプライバシーガラスが標準装備となった。同時にDOHC VTECエンジンのH22A(ちなみにこのエンジンは日本で生産された)搭載の「SiR」がそれまでの最上級グレード「VTL」に代わり追加された(それにより、クルーズコントロールの設定車が無くなった)。SiRの専用装備として、フロント大径ブレーキや専用ヘッドライト(ブラックアウトされていて、アコードクーペに標準装備のものと同一)、ブラックカラーの専用シートが設定された。


3代目(1997-2002年 CF6/7/CH9/CL2型)

1997年9月4日に登場。このモデルから国内専売となり日本国内での生産となった。またセダンには姉妹車のトルネオが存在したが、トルネオにはワゴンの設定はなかった。

エンジンは、当初は2,300ccのF23A型 SOHC VTEC(160PS、4WDは158PS、150PSのレギュラー仕様が初代オデッセイ後期型に搭載)のみであったが、1999年の「SiR」グレード追加にあたって、2,300ccのH23A型 DOHC VTEC(200PS、4WDは190PS)が追加された(どちらもハイオク仕様)。トランスミッションは、ATがゲート式4速ATにマニュアルモードが付いたSマチックのみ設定。HID(ディスチャージヘッドランプ)が標準装備だった。

スタイリングにおいてリアガラスが緩やかに傾斜しており、他のモデルよりラゲッジルームの積載容量は少ない。車体サイズも、5ナンバー枠の車体をフェンダー形状による増量で3ナンバー枠に拡大しているため、他のモデルより車体が小さい。型式名はCF6/7(F23A 搭載車)、CH9(H23A FF)及びCL2(H23A 4WD)。


4代目(2002-2008年 CM1/2/3型)

アコードより1ヶ月半ほど遅れて2002年11月28日に登場。

エンジンはすべて新開発のK24A型 2,400cc DOHC i-VTECとなり、アコードセダンやオデッセイアブソルートに搭載されている200PSと、エリシオン(2.4l)やCR-Vに搭載されている超低排出ガス仕様の160PSの2種類のエンジンを使用する(違いは排気口が両出しが前者、右側のみの物が後者)。

スタイリングを大幅に変更し、ハヤブサをモチーフに設計されたウイングルーフを採用し、先代の反省を生かし、後方部も傾斜式からごく普通の直立式になっている。更にリアシートが可倒式となっており、カーゴスペースが増大した。型式名はCM2/3。

ステーションワゴン初の電動式リアテールゲートを採用。また、ヘッドライトは鋭く、セダン同様ドアミラーウインカーを標準装備しており、リアコンビネーションランプは従来の台形風から丸型重視の横長のテールランプとなる。トランスミッションは全グレードSマチック付き5ATで、先代のゲート式からストレート式になった。また、「24T」と「24T・エクスクルーシブパッケージ」にはオプション設定でHiDS(インテリジェントハイウェイクルーズコントロール・レーンキープアシストシステム)が装備できる。

また、欧州では「アコードツアラー (ACCORD Tourer)」として販売されており、日本には設定の無いMT車や2,200ccコモンレール式ディーゼルターボエンジン車も設定れている。

2004年10月21日にグレード整理が行われ、「24E・エクスクルーシブパッケージ」が「24E・プレミアムパッケージ」に変更となり、新たに最廉価グレードとしてK20A型 2,000cc DOHC i-VTEC(155PS)を搭載した「20A」(型式名 CM1)がラインアップされた。

2005年11月24日にマイナーチェンジが行われた。「24T」シリーズはアコードセダン同様の「タイプS」となり、「24E」シリーズは「24EL」となった。

現在、ニッポン放送がラジオカー3号として、アコードワゴンを使用している。黄色の塗装にボンネットには、フジサンケイグループのロゴマークがつけられている。


ツアラー 初代(アコードワゴンとしては通算5代目、2008年- CW2型)

5代目の欧州仕様(アコードツアラー)は、2007年9月11日から23日まで行われたフランクフルトモーターショーにコンセプトモデルが出展され、2008年2月11日に同年6月より販売されることが発表された。

日本では折からのステーションワゴンの販売低迷もあり、国内での生産終了がささやかれていたが、セダンと同様で2008年12月4日に発表・翌5日から販売される。名称は、登場から4代目まで17年間使われてきた「アコードワゴン」から、欧州仕様と同じ「アコードツアラー」に変更された。ベースモデルであるアコード(セダン)はアキュラ・TSXとして投入されているが、ツアラーの方はアキュラブランドでは投入されない。コンセプトは「ニッポンを面白い方へ連れて行け」

  • 2008年10月16日 - スペシャルサイトを公開。
  • 2008年12月4日 - セダンタイプのアコードと共にフルモデルチェンジし、名称を「アコードツアラー」に変更。翌12月5日より販売を開始する。

今回のモデルチェンジでは室内幅を拡大するべくボディを先代比で80?90mm拡幅。また、専用の片側スポット溶接設備・工程を導入し、ルーフとピラーとの結合効率を向上させている。シャシーは低重心化を図ったほか、フロントピラーは4代目ホンダ・オデッセイと同様に高張力鋼材を多用した構造を採用し、太さを先代ワゴンから18%スリムにすることにより視界の向上を計った。

安全性の向上としては、サイドカーテンエアバッグなど6つのエアバッグや、車両挙動安定化制御システム(VSA)と協調し車両の挙動を安定させる操舵力アシスト機能(モーションアダプティブEPS)全グレードに標準装備している。併せて、自己保護性能と相手車両への攻撃性低減、歩行者傷害軽減を性能を従来より向上したボディを採用した。先代と同様に、高速道路での運転負荷を軽減する車速・車間制御機能(ACC:アダプティブ・クルーズ・コントロール、先代のIHCC)をオプション設定し、車線維持支援システム(LKAS)を一部グレードに標準装備した。

エンジンは、8代目アコード同様 全車プレミアムガソリン(ハイオク)仕様のK24A型 2.4L 直4 i-VTEC(206PS)に統一し、グレード体系もアコードと同様となる。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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