ホンダ:シビック中古車情報!カタログ・在庫


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 ホンダ:シビックの概要♪


初代 SB1/SG/SE/VB型(1972年 - 1979年)
  • 1972年7月11日、イギリスのMiniのような独立したトランクを持った2ドア2ボックススタイルでデビュー。エンジンは1,169ccで60PSを発生した。トランスミッションは4速MTと2速ホンダマチックが用意された。
  • 1972年8月31日、3ドアハッチバックモデル「GL」を追加。エンジン出力は9PSアップの69PSとなった。
  • 1973年12月13日、低公害技術CVCC1,500ccエンジンを搭載したモデルを追加。同時にユーザーから要望の高かった4ドア(2ボックススタイル)を追加、こちらも1,500ccで、1,500ccモデルは従来の1,200ccよりノーズが延長された。
  • 1974年10月、シビック初のスポーツモデル、「1200RS」をラインナップに追加。5速MTが装備され、エンジン出力は76PSまで上げられた。ホンダは"RS"は「ロードセーリング」の略としている。これはオイルショックや排気ガス問題等の社会的事情からスポーツモデルが認可されにくく、運輸省を睨み回避との説がある。
  • 1974年11月、5ドアライトバンモデルである「シビックバン」を追加。
  • 1975年8月20日、全車CVCCエンジン化に合わせて「1200RS」は廃止され、後継として「1500RSL」が登場。

国内外のマーケットで大ヒット。これによりホンダ1300の大失敗で四輪撤退が囁かれていたホンダが見事に立直った。 国内においては大型なトヨタ・クラウンや日産・スカイラインなどに乗っていたユーザーをシビックにダウンサイジングさせる現象を起こした。

初代シビックの人気はその後も衰えず、第4次中東戦争が原因で起こった1973年の第一次オイルショック、マスキー法などで排ガス規制が追い風になり、アメリカでも大成功を収めた。


2代目 SL/SS/SR/ST/VC/WD型(1979年 - 1983年)
  • 1979年7月18日、通称「スーパーシビック」にモデルチェンジ。ボディは当初3ドアハッチバックのみであった。EJ型1,300cc(68PS/10.0Kg・m)とEM型1,500cc(80PS/12.3Kg・m、CXのみ85PS/12.3Kg・m)をラインナップ。

外観は先代から引き継ぐ台形プロポーションであるが、インパネ付近には過去に無い新たな試みがいくつか見られ、特に、初代プレリュードから引き継がれた、速度計と回転計を同軸に統合し、メーターの回転軸部分の上に各種警告灯を並べた「集中ターゲットメーター」は話題となった。

またメーターの他にも、メーターサイドにコンパクトにまとめられた、特徴的なダイヤル選局式AMラジオ(ロータリー・チャンネル式ラジオと呼ばれ、スーパーシビック専用形状となる)など、他の車には余り見られないような意匠が存在する。またこの型から、ダッシュボード吊り下げ式クーラーではなくビルトイン式エアコンがオプションで用意され、車体備え付けの空調パネルでコントロールできるようになった。他にも通常モデルより5PSハイチューン(85PS/12.3Kg・m)なエンジンを搭載したホットモデル「CX」も登場。オーバーライダー付きバンパーとオレンジ色の専用外装色も相まって人気となる。

  • 1979年9月28日、3ドアモデルのリヤセクションを延長し5ドア化と荷室の拡大をした商用モデル「シビックバン」J-VC型を発売。

1,300cc(70PS/10.7Kg・m)のエンジンと4速MTを搭載し、2つのグレードを用意。国内月販1,000台を予定していた。

  • 1980年1月22日には、「シビックバン」をベースとしたホンダ初のステーションワゴンとなる「シビックカントリー」E-WD型を追加。

発売当初に用意されたボディカラーはソリッドの白、赤、黄色のみで、テールゲートに木目調ステッカーが張られ、バンモデルとの識別点の一つとなっている。ボディサイドの幅広い範囲を飾る木目調サイドパネルは、発売記念として1,500台は標準装備、以降はディーラーオプションで用意されていた。エンジンはEM型(CVCC)SOHC-8バルブ1,500ccで最高出力80PS、トランスミッションは手動5速/スターレンジ付ホンダマチック(Lレンジ付手動変速)が選べ、サスペンションメカニズムは、前/マクファーソンストラット、後/半楕円リーフリジッドとバンモデルそのもので、乗り心地等の改善の為、セッティングが変更されたのみである。

装備面では、背もたれの折りたたみと4段階のリクライニングが出来る専用リヤシート、運転席横のボタンを軽く押すだけでテールゲートのロックが解除できる電磁式テールゲートオープナー、有名な集中ターゲットメーターも装備される。 計画では国内月販1,000台を予定していたが、発表当初はステーションワゴンの市場も成熟しておらず、装備内容もグレード展開も限られたものであり、販売も振るわなかった。

  • 1980年6月10日には、1,300ccモデルに72PSのCVCC-IIエンジンとホンダマチック車にO.D付を採用。チャイルドプルーフロック付リヤドア、ELR付3点式フロントシートベルトなど、安全装置を中心に装備が強化される。
  • 1980年7月31日には、1,500ccモデルも1,300ccモデルと同様の変更を受ける。グレード「CX」はタイヤサイズ変更と運転席フットレスト装備。
  • 1980年9月10日には、3ボックス・ノッチバックスタイルの4ドアセダンが追加。若干ではあるが、3ドアモデルより高級志向となる。
  • 1981年10月には、マイナーチェンジで全モデル共フロントライトが丸から四角に変わり、リヤコンビネーションランプも変更。それに伴いフロント部を中心に若干のボディデザインの変更を行った。メタリックカラーの設定やサイドミラーのボディ同色化、サンルーフがオプションで注文できるようになるなど、内装/装備面でも変更が加えられ、賛否両論だった集中ターゲットメーターも、結局一般的なメーターに変えられている。
  • このモデルからワンメイクレース「シビックレース」が開催されるようになった。

なおオーバーライダー付きのモデルは全長が4.0mを僅かに超え、フェリー料金に差を生ずる事になったり、初代より若干のサイズアップをしたが、輸出先のアメリカでは「狭い」という逆の評価をされてしまった(初代の後席は人が長時間乗る場所ではなく、多くは荷物置き場と割り切って使われていた)。販売は、エッジの効いたシャープなスタイルが流行となる中、どこか垢抜けないずんぐりした形が受け入れられず、少なくとも日本国内では振るわなかった。他車種の不振と相まって、1981年10月発表のシティがヒットする直前のホンダの足を、若干引っ張る形となった。


3代目 AG/AH/AJ/AK/AT型(1983年 - 1987年)
  • 1983年9月22日、この車のボディーの特徴である「マン・マキシマム・メカ・ミニマム:MM」の設計哲学のもと、通称「ワンダーシビック」にモデルチェンジ。4ドアセダンと5ドアハッチバックシャトルは3ドアから1ヶ月遅れの10月20日から販売された。
  • ホンダとして初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 1,300cc仕様はヘッドライトの形状が違い、「23L」、 「33U」、「53U」、「プロ」などはライトが引っ込んでいる。また、初期のアメリカ仕様は法規制により規格角形ライトであるため、これらと同じ顔つきをしている。ただし、後期型には異形ヘッドライトの「33L」があるため法則が若干崩れている。なお、逆に1,500cc仕様のうちシャトル「55M」のみ規格角形ライトを持っている。
  • 1984年10月24日に追加されたZC型 1,600cc DOHCを載せた「Si」は、グループAなどのレースにおいても用いられ、走りのよさから若者や走行性を重視する層の支持を得た。また、ボンネットはS800以来のパワーバルジが付けられた。シビックのスポーティイメージの源流となったモデルといえよう。
  • 1985年2月22日には、4ドアセダンにも「Si」が追加設定された。こちらにはパワーバルジは存在しない。
  • シャトルは、その使い勝手の良さとデザインからアパレルメーカーをはじめとするファッション業界で大いに使用されることとなった。
  • モデルライフ途中の1985年に旧ホンダ店がプリモ店とクリオ店に分割されたため、経過措置として次期型にモデルチェンジするまではクリオ店でも扱っていた。

4代目 EF型(1987年 - 1991年)
  • 1987年9月9日、通称「グランドシビック」にモデルチェンジ。ボディラインナップは先代同様、3ドア・4ドア・5ドア(シャトル)の3種類。

グレード名には法則があり、スポーツモデルでもある「Si」とその豪華仕様である「Si-EXTRA」を除いて、3ドアでは「2」、セダンには「3」、シャトルには「5」で始まって、後に排気量を表す「3.5.6」が続き、その後にインジェクション車には「i」、デュアルキャブ(ツインキャブ)車では「X」、シングルキャブ車では装備内容別に「L.U.R.M」のいずれかが付くようになっており、それらの表示がトランク部にデカールで表記され、サイドデカールと含めて各グレードの識別点となっている。

また、3ドア車以外ではリアルタイム4WD(ビスカスカップリングを使ったスタンバイ式4WD)も用意され、こちらは「RT」で始まるグレード名が付く。

  • このころから国内グループAレースでトヨタ・カローラレビン/スプリンタートレノとの戦いが激化し、市販モデルもパワー競争が激化した。3ドア最高グレードである「Si」に搭載されたZC型エンジンは130PS/14.7kg・m(ネット値)になり、4ドアセダン「36i」「RTi 4WD」、5ドアシャトル「56i」「RTi 4WD」には「Si」と同じZC型のヘッドを16バルブSOHCに換装した専用エンジンを用意し、120PS/14.5kg・mを発生するようにした。その他のSOHCエンジンも全て4バルブ/センタープラグ配置となった。主力であるD15B型1,500ccエンジンにはインジェクション仕様が無かったものの、91PS/12.1kg・mを発生するシングルキャブレター仕様の他に、100PS/12.8kg・mを発生するCVデュアルキャブレター仕様も設定され、当時の平均的なライバル車をしのぐ軽快な加速をした。また、この頃からトランスミッションの特性とのマッチングを図る事を目的として、MT車とAT車では、エンジン出力特性を変更(カムプロフィールを変更)してあり、それに従いAT車ではおおよそ5PS程度低い数値となっている。
  • トランスミッションはFF車が5速MT/ロックアップ付電子制御4速ATとなり、ATは一気に進化をした。セダン4WD車には悪路での走破性を高める目的でスーパーローが付く5速MTか、ローホールド機能が付くロックアップ付電子制御2Way4速ATが用意された。シャトル4WD車には初期はスーパーロー付5速MTのみが採用され、後になって、セダン/シャトルとも4WD+ATが選べるようになった。
  • また、この代から、3代目アコードと同様の、アッパーアームをタイヤの上に配置した特徴的なダブルウィッシュボーン式サスペンションを、シャトルの商用モデルも含む全グレードで4輪に採用した。
  • その他装備面でも、前席のヘッドレストを外して後席とフラット化できるシートの採用、内装質感の大幅向上、パワーステアリング/パワーウィンドウ/カラーガラスの採用グレードの拡大、一部グレードにプッシュ式ヒーターモード切り換えスイッチやリヤヒーターダクト、、オプションながらオートエアコンを用意したり、ポケット/トレイ類の各種ユーティリティの多数採用など、充実した内容となっており、若々しい外観デザインと走行性能、クラストップの室内長を誇り、ガラス面積の大きな明るく広い室内と相まって、好評を博した。
  • 1988年8月の改良では、AT車にシフトロックシステムを装着、車内用バックブザーが付いた。
  • 1989年9月21日にマイナーチェンジ。若干ボディ剛性向上が図られている。外観はボンネット/テールランプ回りを中心に若干のフェイスリフトも行われ、内装はダッシュボードのメーター周りデザインを中心に変更になった。
  • AT車には、メーターにシフトゲートインジケーターが付いた。
  • セダンに1,300cc追加。
  • 4WDでオプションの4wA.L.B(現在のABS)との組み合わせを選んだ場合にだけ、駆動システムがビスカスカップリングで前後を繋いだだけのリアルタイム4WDから「INTRAC」というより進んだシステムに変更になった。4WDで4wA.L.Bを選ばない場合は変速機の種類を問わずリアルタイム4WDとなる。
  • 3ドアにはインテグラ(DA型)に搭載されていたB16A型 1,600cc DOHC VTECエンジンが搭載された。当時1,600ccクラス最高の160PSを誇ったこのエンジンを搭載したグレード名は「SiR」となった。フロントバンパー及びヘッドライトの形状が変更され、ボンネット中央部と両フェンダー部の関係を従来の凹から凸としたため、「Si」のボンネットのパワーバルジは削除された。リアバンパー、リアパネルやリアコンビランプも若干変化している。
  • 4ドアもフロントバンパー、ボンネット及びフェンダーの形状が変更され、ボリューム感が増した。ヘッドライトは細目の4灯になった。リアパネルやリアコンビランプも若干変化している。ZC型エンジンの「Si」(FF) と「RT-Si」(4WD) が追加設定された。
  • 北米仕様に関しては初期型に似た姿のままであったため、バンパー、ボンネット等日本仕様との外観の違いが大きくなった。
  • セダン後期型では、警ら用のパトカーとして活躍した。
  • また、EF型シビックは生産時期が長く、5ドアシャトルは3ドア/4ドアがEG型にモデルチェンジした後も、小型商用バン「シビックプロ(PRO)」として、または乗用4WDモデル「シビックビーグル(Beagle)/ビーグルエックス(Beagle-X)」としてフロントにガードバー等を取り付けた状態で継続生産され、パートナー/オルティアを発売するまで正規のカタログモデルとしてラインナップされていた。また4ドアセダンをベースにボディ強化と吸音材の増強、各種装備の高級化とボディのリデザインをして、上級車種「コンチェルト」が生まれたが、このモデルは当時提携をしていた英ローバーにも主要コンポーネントが提供され、コンチェルトが生産完了した後もローバー400シリーズとして生産されていた。

5代目 EG型(1991年 - 1995年)
  • 1991年9月10日、通称「スポーツシビック」にモデルチェンジ 型式名E-EG。ハッチバックはローバー・ミニの様に一部分のみ開くリヤゲートを採用。外見上のデザインは、ヒラメをモチーフにしたと伝えられる。B16A型エンジンは170PS(AT車は155PS)に強化された。また新開発のVTEC-Eエンジン(リーンバーンエンジン)を搭載した低燃費指向の「ETi」、SOHCで吸気のみ可変のVTECエンジンを搭載した「VTi」というグレードが登場。ちなみに「EL」,「ML」,「MX」と「ETi」,「VTi」,「SiR」とでは内装形状が異なり、乗車定員も5人乗りと4人乗りである。セダンはこのモデルから「シビックフェリオ」となった。またこの5代目(EG型)にも先代(EF型)と同様に、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションが採用されたが、先代がサスペンションストロークが不足しており、当時にしてはかなり贅沢な方式を採用していたにもかかわらず、比較的高いスピードで大きな段差にあうと姿勢を乱していたのに対し、この5代目はストロークを大きくとることで、荒れた路面での乗り心地やうねりのある路面での追従性が大幅に向上しており、これまでのシビックの中で最も優れた乗り味とハンドリングを実現していた。
  • シビックとして2度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 南アフリカでは、4ドアに1,800ccエンジンを搭載し、「バラード」として発売されていた。なお、南アフリカではメルセデス・ベンツと同一の工場で生産されていた。
  • スポーツモデルはVTECエンジンが標準化し、ZC型搭載の「Si」はラインナップから削除された。しかし、1992年にはシビック20周年記念車として「Si」が限定発売された。
  • ホンダ・オブ・アメリカ生産の「シビック・クーペ」が用意され、日本にも輸入されている。初期はトランスミッションは4速ATしか選べなかったが、後になって5速MTが導入された。
  • この代は、盛んにスポーティイメージを強調し、人気を得る。

6代目 EK型(1995年 - 2000年)
  • 1995年9月4日、通称「ミラクルシビック」にモデルチェンジ 型式名E-EK。主力モデルの3ドア「VTi」/フェリオ「Vi」のエンジンは、従来のVTECとVTEC-Eを統合し、低燃費高出力を実現させた3ステージVTECに進化し、オートマチックトランスミッションは、ホンダマルチマチック(HMM)と呼ばれるCVTが搭載された。
  • 先代の3ドア車の欠点だった後席の居住性は、ボディサイズの拡大やフェリオと同じホイールベースの長さ(2,620mm)にすることで改善された。 
  • 3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 1997年8月22日に追加された「タイプR」では、排気量は1,600ccのままながら、B18C型と同じ高さのブロックを用い、エンジンは185PSを発生するに至った。これと同時に3ドア「SiRII」及びフェリオ「SiII」がそれぞれ「SiR」及び「Si」となり、従来レースベースモデルであった「SiR」及び「Si」は廃止された。
  • 南アフリカには1,800ccモデルが存在する。
  • 1998年6月に、環境に優しいCNGを燃料とするフェリオベースの「シビックGX」を販売開始。シビッククーペと同様、アメリカで生産される。このモデルの形式はEKではなく、クーペ(US後期に設定されたクーペSi(EM1)を除く)同様EJである。
  • 1998年9月3日にマイナーチェンジ。新排ガス規制に対応したため型式が変わり、GF-EK型となった。外観はヘッドライト、グリル及び前後バンパーの変更、室内ではオーディオスペースが前期の1DINサイズから2DINに拡大された。

7代目 EU型(2000年 - 2005年)
  • 2000年9月13日にモデルチェンジ型式名は5ドアはEU、4ドアフェリオはES。このモデルから歴代シビックについていた「○○シビック」の通称がなくなった。5ドアEUにはインパネシフト、フラットフロア ウォークスルーを採用し、ミニバンに近い高効率パッケージングによって広大な室内空間を実現している。当初5ドアモデルとフェリオのみのラインナップとなった。なお、主にアメリカ向けにクーペ(EM型)、欧州向けに3ドア(EP型)が存在している。
  • 4度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
  • 2000年12月6日に追加された「タイプR」(EP3型)は、イギリスから輸入されて販売している。
  • 2001年12月13日には、ハイブリッドカーであるシビックハイブリッド(ES9型)が発売された。専用エアロパーツ、専用アルミホイールなどを装備する。
  • 2003年9月18日マイナーチェンジを受け、内外装の大幅なデザイン変更を実施した。5ドアにもフェリオ同様にスポーツグレードXSが用意され(反対にフェリオはスポーツモデルが廃止)、マニュアルシフトができる7速CVTが採用されている。またこのマイナーチェンジで5ドアからD15B型のモデルが消滅し、D17A型 1,700cc VTECエンジン 130PSに一本化された。走り志向の「XS」ではトレッドが広げられ、16インチタイヤとなりホイールハブが5穴に変更され、EU系の5ドアで初めて4輪ディスクブレーキが採用された。

7代目シビックは先代モデル同様に世界的なベストセラーであったが、日本国内での販売はフィット登場以降は低迷した。


8代目 FD型(2005年 - )
  • 2005年9月22日にフルモデルチェンジを行った。駆動方式はFFのみとなり、4WDは廃止された。7代目の5ドアハッチバックが販売不振だったこと、カテゴリがフィットと同じであるため、日本ではハッチバックが廃止され4ドアセダンのみの販売となった。そのため、5代目から続いていた「フェリオ」というセダン用サブネームは消滅した。
  • アコードがアッパーミドルセダンへ移行したことからミドルセダンへとクラスアップし、全幅は最近のワイド化の流れにのって1,755mmと3ナンバーサイズとなった。なお、カナダにおいて販売されているアキュラ・CSXモデルは、北米以外での仕様のシビックと同じデザイン。下記にあるように北米仕様は全く別のデザインに衣替えされているので、一応差別化はされている。
  • エンジンは新開発のR18A型1,800cc i-VTECを搭載。VTECにより部分負荷時に吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来のD17A型エンジンよりも低燃費を実現している。スピードメーターとタコメーターを分割した「マルチプレックスメーター」が特徴的なデザインである。ミッションは、1,800ccはクラス初の5速AT(1.8Gには5速マニュアル車も設定)、ハイブリッドはCVTが搭載された。
  • ワイパーは対向式が採用され、雨天時の視認性が向上している。
  • フェリオ時代から設定されていた教習車仕様は、3ナンバーになっても引き続き設定されている。
  • 2006年4月6日、アコードに搭載されているK20A型 DOHC i-VTEC 2,000ccエンジンが追加され、5速ATにマニュアル感覚でギアチェンジができるパドルシフトを搭載したSマチックを採用している。
  • 2006年9月28日マイナーチェンジ。「2.0GL」にクルーズコントロールを、「1.8GL」にパドルシフトを標準装備。
  • 2007年3月28日には、225PSのK20A型エンジンと専用スポーツサスペンションを搭載した「タイプR」が復活。「シビックタイプR」史上初の4ドアセダンである。
  • 2008年9月5日にマイナーチェンジをうけた。

新たに「1.8GL」と、「2.0GL」に、「Sパッケージ」。ハイブリッド「MX」に、「スタイリシュパッケージ」が設定された。 エクステリアでは、精悍さとスポーティな印象を与える新デザインのフロントグリルとフロントバンパーを採用し、また 新形状のリアコンビネーションランプを装着した。オプションのフォグランプも形状変更されている。インテリアでは、質感の高い上質なファブリックシートを採用した。

ブラジルでは2007年からE20-25(20-25%エタノール)からE100(含水エタノール)に対応した「フレックス」対応モデルが生産されている。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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