三菱:RVR中古車情報!カタログ・在庫


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 三菱:RVRの概要♪


初代(1991年 - 1997年)

デビュー前の2代目シャリオのシャシーコンポーネンツをショート化し、2列シート、片側スライドドアを装備したトールワゴン。後席が通常の3人掛け(定員5名)とロングスライドシートの2人掛け(定員4人)の2タイプが設定されており、4人乗りタイプはシートアレンジ次第で後席で足が組めるほどの広大な室内空間を作り出すことが可能。

デビュー当初はNA2.0L/1.8Lガソリンエンジンのモデルのみだったが、その後ディーゼルターボエンジンを搭載したモデルが追加された。モデル中期には同社ランサーエボリューションにも搭載されている4G63型ターボエンジンのデチューンタイプを搭載したスポーツモデルの「スーパースポーツギア」や、車体上部を開閉できる特異なオープンモデル「オープンギア」などを追加しバリエーションを拡大。最後に最強モデルとなる「ハイパースポーツギア」を1997年1月に追加した。 このモデルの、スーパースポーツギアは1996年公開の映画、あぶない刑事リターンズで仲村トオル演じる町田刑事が劇中使用した。 エンジンがほぼランサーエボリューションと同等であり非常に過激なため、車マニアや三菱マニアの間では未だ語り草となっている。

車両は、開発時期の関係から、先代ギャランのメカニカルコンポーネンツの流用が多く、メカニズムに新しさはないが、基本的には信頼性があり頑丈である。 ただし、個体によっては、ATミッションが6万km程度、プラグコードが3年程度で寿命を迎える、スロットル回りのセンサーやサーボ機構が不調になるなど、定番のトラブルはあるので、中古車を購入する際には注意が必要。

AT車のシフトロック機構は電気的に制御するのではなく、ブレーキペダルから伸びたワイヤーで機械的に制御するという独特の方式であった。ただし、バッテリーがあがっても影響を受けないという利点があった。


2代目(1997年 - 2002年)
当モデルでも先代同様にシャリオ(3代目、車名は「シャリオグランディス」に変更)のコンポーネンツをショート化して流用。 シャリオは3ナンバーサイズになったが、RVRは「GDI RVR」は5ナンバー、「RVR スポーツギア」は3ナンバーに分けられる形となった。 なお販売当初は、RVRスポーツギアは、広報物などでRVRの冠を小さく表示し、姉妹車だが別個の車種(トヨタ・カローラとトヨタ・カローラレビンのような関係)として扱っていたが、あまり意味が無かったのか、末期には特に区別されていなかった。

先代の特徴であったロングスライドシートやリアスライドドアなどの機構は引き継いだが、同時に欠点視されていた室内フロア面の高さによる居住空間の圧迫感や車重の重さなどもそのまま引き継いでおり、構造面で根本的な改善は行われなかったようである。

当モデルでは1999年のマイナーチェンジ時に大幅なフェイスリフトが行われ、前期と後期では全く顔つきが異なる。 また同車の特徴であるリアスライドドアは前期型ではこれまで通り片面のみだった。 これは、ボディ剛性の面と、運転席側にスライドドアが存在すると、搭乗員の車道への飛び出しを誘発して危険なためであるが、後期型では一部グレードを除き両面に採用された。スポーツギアはスペアタイヤキャリアや若干高められた車高等、オフロード色を二代目に於いても前面に出していたが、末期にはオンロードを重視した意匠に改められ、突出した個性が大幅に薄らいだ。

グレードは標準タイプの「X」(後期は「エクシード」)とスポーツタイプの「スポーツギア」に大きく分類され、標準タイプの「X」は1.8L ガソリンエンジンを、「スポーツギア」は2.4L GDIエンジンもしくは2L 4G63型ターボエンジンを搭載した。尚、最強モデルの「スポーツギアX3」は、レベライザー付きキセノンヘッドライトや本革巻ステアリング・シフトノブ、ハチドリの模様が織り込まれたオリジナルシートなどが奢られていた。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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