三菱:ディグニティ中古車情報!カタログ・在庫
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三菱:ディグニティの概要♪
三菱・ディグニティ(MITSUBISHI DIGNITY)は三菱自動車が生産・販売していたセダン型の最高級乗用車である。
プラウディア最上級グレード車同様、GDIを搭載したV8DOHC 4500ccエンジンを横置き搭載したFF車で、最高出力は280馬力を発生した。
トヨタ・センチュリーや日産・プレジデントの対抗馬として、2000年2月に投入された。
プラウディアのリムジン仕様との位置付けで、全体の骨格はプラウディアと共通で、異様に太いセンターピラーが最大の特徴。要は車体をストレッチして内装を豪華にしたものである。発売時の車両本体価格は999万円だった。
秋篠宮家公用車として宮内庁に納入されたものの、ただでさえ当時の平成不況で需要が限られる中、三菱グループ重役専用車のイメージが強すぎて非三菱系企業関係者に嫌われたこと、発売からまもなくリコール隠し問題が発覚したことや、FF車であったことが超高級車らしからぬと不評で、結局59台が生産されたのみで早くも翌年に生産中止となった。ちなみにこれまで市販された日本製乗用車で車種としての生産実績が二番目に少ない車種である。なお、プラウディアおよび本車の生産中止で三菱自動車製の三菱グループ重役専用高級車がなくなり、現在は豪州三菱で販売されている380、トヨタ・センチュリーやメルセデス・ベンツ Sクラス、レクサス・LSなどを使用するグループ企業がみられる。
参照 :
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』