マツダ:デミオ中古車情報!カタログ・在庫
TOP
トヨタ
日産
ホンダ
三菱
マツダ
スバル
いすゞ
スズキ
ダイハツ
ユーノス
日本フォード
ミツオカ
日野
レクサス
メルセデス・ベンツ
AMG
フォルクスワーゲン
BMW
アウディ
オペル
スマート
マイバッハ
ポルシェ
BMWアルピナ
BMWハルトゲ
ドイツフォード
フォードEU
AMC
GMC
キャデラック
クライスラー
サターン
シボレー
ダッジ
ハマー
ビュイック
フォード
ポンティアック
マーキュリー
リンカーン
ホンダアメリカ
USトヨタ
アキュラ
日産USA
MG
TVR
アストンマーチン
ジャガー
ディムラー
ベントレー
ミニ
ランドローバー
ロータス
ローバー
ロールスロイス
シトロエン
プジョー
ルノー
アウトビアンキ
アルファロメオ
フィアット
フェラーリ
マセラティ
ランチア
ランボルギーニ
サーブ
ボルボ
ヒュンダイ
大宇
中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪
⇒
デミオ中古車総合情報
マツダ:デミオの概要♪
初代(1996-2002年)
1995年
東京モーターショーに『BU-X』の名前で出展。
1996年8月
発売開始。『BU-X』をほぼそのままの形で市販化された。
当時のマツダは、バブル経済下の多チャネル化戦略の大失敗で経営難に陥っていた。デミオはこの危機的状況への即応策として、当時のミニバンブームへ追随する形で既存のコンポーネントを活用し、短期間で開発された。
ミニバンブームの渦中で、立体駐車場に入れない高さのモデルが続出して実用上問題になっていたことから、車高は立体駐車場に入るぎりぎりに設定された。シートはフルフラット化が可能で、荷室拡大時には同車のクラスを超えた収容力があり、コンパクトカーの中でもスペースと実用性の確保を最大限追求することが設計の主軸となっている。
構造・スタイルとも機能的な「道具」に徹した素っ気ないくらいの実直さが功を奏し、それまでこのクラスに実用的な車がなかったこともあり、同クラスの大衆車に限らず、上級車や軽自動車からもユーザーが移行するなど、市場における幅広い層の支持を得た。自動車ジャーナリストにも好意的に受け止められ、日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞、およびRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。マツダはこの初代デミオのヒットによって経営危機を危うく脱し、デミオは「マツダの救世主」、もしくは「(90年代における)マツダのカンフル剤」とも評された。
短期間、低コストで開発されたため、ベースにはオートザム・レビューのプラットフォームの系統である既存形のマツダ・DWプラットフォームを使用した。原設計の極めて古いものであったが、操縦安定性は念入りにチューニングとテストが繰り返され、必要な水準の性能は満たしている。
エンジンはレビューおよび2代目フォード・フェスティバ同様、1,300ccSOHC16バルブエンジンと1,500ccSOHC16バルブエンジンを搭載する。ただし、燃料供給は電子制御キャブレターから、EGI(電子制御燃料噴射装置)へ改良されている。駆動方式は前輪駆動(FF)のみで、トランスミッションは、5速MTと、1.5に4AT、1.3は当初3ATの設定で、これらもフェスティバ、レビューと同様である。1.5Lが「G」から始まる2グレード、1.3は「L」から始まる4グレードで発表され、全てのグレードでMTとATが選べた(計12車種)。
当初、バックドアにはキーシリンダーやアウタードアハンドルがなく、開けるためには運転席脇のレバーを操作するしかなかった。これは、販売価格を抑えるため大半のグレードに集中ドアロックが設定されなかったことから、多くのハッチバック車と同様、バックドアのロック忘れを防ぐ考え方である。しかし、デミオをワゴンとして捉えていたユーザーからは不満が多く、後にキーシリンダー付きの押しボタン式オープナーが追加され、車外からもバックドアを開けられるようになっている。
自動車検査証に記載される車体形状は、ステーションワゴンとなっている(後述の2代目についても同様)。通常、マーチ等のコンパクトなハッチバック車の登録は「箱型」であり、このことからも、荷室の収容力を強く意識したモデルであることがわかる。
旧オートラマを含むフォード店向けには「フェスティバ・ミニワゴン」(略称フェスティバMW)という名称でOEM供給された。
1997年6月30日
生産累計10万台達成。
1997年9月18日
特別限定車「1.5GL-Xスペシャル」(限定3,000台)を発売し、同時に一部改良。ボディカラーに「クラシックレッド」を加え、電動格納式ドアミラーなどの装備品が追加された。
1997年12月17日
「1.3LX Gパッケージ」をベースに、専用ボディカラー2色を設定し、全面UVカットガラスなどを装備した特別限定車「1.3LX-Gリミテッド」(限定5,000台)を発売。
1998年3月
発売開始以来初の月間販売台数新記録(14,249台)を樹立。
1998年5月18日
生産累計20万台達成。
1998年9月8日
一部改良。内外装をリフレッシュし、装備を充実。また、サスペンションの改良により、乗り心地も向上された。
1998年12月21日
特別限定車「1.3LXリミテッド」(限定3,500台)、「1.5GLリミテッド」(限定1,200台)を発売。当初予定よりも1ヶ月早く完売するほど好評だったため、翌年4月27日に「1.3LX リミテッド」は2,500台、「1.5GLリミテッド」は1,000台限定で追加販売された。
1999年8月5日
「1.3LX・Gパッケージ」をベースに助手席SRSエアバッグとABSを装備し、安全性を高めた「35万台記念限定車 1300LX」(限定10,000台)と「1.5GL」をベースにスポーティー感あふれる外装を採用した「35万台記念限定車 1500GL」(限定3,000台)を発売。
1999年12月21日
ビッグチェンジ。マツダ車特有の「ファイブポイントグリル」を採用すると共に、外内装を大幅に変更。さらに、エアバッグやABS、EBDの標準装備化・DSCの新設定により安全性も向上された。また、グレード名称も一部変更(「1.3LX・Gパッケージ」と「1.3LX・Sパッケージ」は「1.3LX-G」と「1.3LX-S」に改名)。さらに、インターネット専用限定車「1.5 Web-tuned @ DEMIO(ウェブチューンド デミオ)」も200台限定で販売された。
2000年6月9日
「1.5GL」をベースにした「天然ガス(CNG)車」を発売。
2000年9月12日
一部改良。1.3L車の排出ガス性能が向上され、「優-低排出ガス車」認定を取得。同時にグレード体系が見直され、「1.3LX」と「1.5GL-X」を廃止する替わりに「1.5アレッタ」を追加。
2000年9月22日
「1.5GL(AT車)」をベースに、よりスタイリッシュな外観とした特別限定車「1.5GLスペシャル」(限定1,500台)を発売。
2000年9月27日
「1.3LX-G(AT車)」をベースに、「マツダテレマティックス」対応カーナビなどを装備した特別限定車「@navi」(限定1,500台)を発売。
2000年12月20日
「1.3LX-G(AT車)」をベースに、ブルーを基調とした内装を採用した特別限定車「1.3LX-スペシャル」(限定7,500台)を発売。
2001年6月25日
内外装などのカラーコーディネートなどで質感を高めた「1.3ピュアレ」とエアロパーツを装備し、スポーティー感を高めた「1.3エアロアクティブ」を追加。
2001年11月6日
「1.3 LX-G」、「1.5 アレッタ」、「1.5 GL」をベースに新たな追加装備をしつつ、価格をベース車よりも安く設定した「1.3 LX-Gスペシャル」、「1.5 アレッタスペシャル」、「1.5 GLスペシャル」を発売。なお、ベース車3グレードは全てこの「スペシャル・シリーズ」に移行された。
2代目(2002年-2007年)
2002年8月7日
フルモデルチェンジ。日本国外ではMazda2のネーミングで販売される。欧州での使用状況に合わせ、高速操縦安定性と空力の改善が開発の主眼とされた。
初代の「広く実用的なコンパクトカー」としてのコンセプトを継承しながらも、「急造車」の初代からエンジン・プラットフォームを一新し、海外での市場競争力を確保した。
初代フェスティバ以来の旧小型車用プラットフォームの使用をやめ、17年ぶりにフォードと共同開発した新世代小型車用プラットフォームである、マツダ・DYプラットフォームを使用している。
エンジンは先代と同じクラスの1,300ccと1,500ccだが、いずれも新開発の「MZR」系エンジンに一新されている。可変バルブタイミング仕様DOHC・後方排気レイアウトを採用し、エンジン特性改善や燃費・環境対策を図っている。駆動方式は前輪駆動のほか、日産自動車より供給されるe-4WD方式の四輪駆動が設定された。
ボディは先代の機能主義を継承しながら、欧州での必須用件となる空力の改善を優先して設計されている。スタイリングはマツダが統一戦略として打ち出したスポーティなものとされ、フロントグリル、ボンネット形状などのモチーフは上位クラスの同車との共通性を持たせている。
リアコンビネーションランプは縦型から横型に変更された。車体後部の車名エンブレムは、アテンザ、アクセラ等と同様な斜体のレタリングを用いたDemioに変更された。
フェスティバ以来のキャンバストップも「Cozy」に設定されており、発売当初、生地は東京ドームの屋根と同じ素材と謳われていたが、実際には異なるため、この表現は途中でなくなっている。
また、装備が非常に充実している点も特徴であり、オートワイパー、オートライト、オートエアコン、ステアリングオーディオリモコンスイッチなどがあり、これらは何れもローコストをコンセプトとした初代にはなかった。
グレード体系はシンプルモデルの「Casual(カジュアル)」、スタイリッシュモデルの「Cozy(コージー)」、スポーティーモデルの「SPORT(スポルト)」の3グレードとなり、「Cozy」はAT車のみの設定、「SPORT」は1.5Lのみの設定で、AT車は「アクティブマチック」となっていた。
2003年3月27日
一部改良。「超-低排出ガス」認定に引き上げ、ボディカラーを13色に拡大。「Cozy」の装備を充実しながら価格を引き下げ、MT車を追加。オプション体系も見直し、28種類のカタログセレクトモデルが設定された。
2003年7月7日
当時のイメージキャラクターであった伊東美咲の提案によりピンクの内外装を施した特別限定車「スターダストピンク」を発売。この限定車はバレンタインの懸賞企画として1台用意されていた「ピンクのデミオ」を好評につき600台限定で販売することになったものである。
2003年11月27日
「Casual」のAT車と「Cozy」の1.3L・AT車にe-4WD車を追加。同時にリアコンビランプの変更、「Cozy」の内装色変更、ボディカラーの追加等の一部改良を行う。
2004年4月23日
一部改良。「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+5%」を同時に達成し、エンジンも改良。また、カタログセレクトモデルの絞込みを行い、エクステリアカラーとシートも変更された。また、e-4WD車も同年6月に一部改良された。
2004年8月31日
前年に好評だった特別仕様車「スターダストピンク」を再発売。今回は限定台数を1,000台に引き上げると共に、従来の1.3L FF車に加え、新たに1.3L e-4WD車と1.5L FF車が追加された。
2004年10月22日
「SPORT」をベースに、RX-8に採用されている「マツダリトラクタブルタイプキー」やメーカーオプションであるオーディオリモートコントロールスイッチ付本皮巻ステアリング、本皮巻シフトノブ、6スピーカーを特別装備した特別仕様車「SPORT-S」(限定1,400台)を発売。
2005年4月13日
マイナーチェンジ。新たに1.3L車のスポーティ仕様として「Casual Aeroactive(エアロアクティブ)」を追加すると共に、これまでグレードの一つとして展開していた「Cozy」は「Casual」のセットパッケージである「Cozyパッケージ」に移行された。フロントグリル・ヘッドランプ・リアバンパーのデザインを一新し、一部内装デザインの変更が行われた。ボディカラーについても、「SPORT」専用の期間限定色を含む3色が加わった。さらに、燃費性能が向上され「平成22年度燃費基準+5%」を達成。「SPORT」のサスペンションが専用仕様となった。なお、新グレードである「Casual Aeroactive」は2DINオーディオに対応するオーディオレス仕様となっている。
2005年12月19日
伊東美咲プロデュースの特別仕様車「Casual-Stylish"M"」を発売。「Casual Aeroactive」をベースに、アドバンスドキーレスエントリー&スタートシステム、オーディオ(AM/FMラジオ+CD)、14インチタイヤ&フルホイールキャップなどを装備しており、伊東自身のサインが入った本革製キーケースも付く。なお、メーカーオプションとしてディスチャージヘッドランプや15インチタイヤ&アルミホイールを装備した「Sパッケージ」も設定された。
2006年9月30日
国内累計生産台数100万台達成(初代モデル発売から10年3ヶ月での達成)。
2006年11月21日
「Casual」をベースに、専用色「アイシーブルーメタリック」を含む8色のボディカラーと薄青色をアクセントにした専用シート、アドバンスドキーレスエントリー&スタートシステムを装備した特別仕様車「Style C」と「SPORT」をベースに、専用色「コズミックブラックマイカ」を含む7色のボディカラーと本革巻ステアリング&シフトノブ、6スピーカーなどを装備し、2DINオーディオに対応するオーディオレス仕様にした特別仕様車「Style S」を発売。
3代目(2007年-)
2007年2月20日
日本名でデミオになる新型Mazda2を2007年3月に開催されるジュネーブモーターショーに出展すると発表。翌月6日に世界初公開された。
駆動部やプラットフォームの多くは2代目から引き継いでいるが、初代・2代目の「汎用ミニバン」コンセプトから、欧州市場に軸足を移した一般的なコンパクト・ハッチバックスタイルへと路線転換した。
2代目に比べてやや小型化され、全長が3.885m、全幅が1.695m、全高が1.475mm、車両重量が970-1,070kgとなっており、競合車種が軒並みボディサイズの拡大とそれに伴う重量増加路線を取っている中、(全幅こそ僅かに大きくなったものの)敢えて小型軽量化を決行した点についても話題を呼んでいる。2代目が日本国内のコンパクトクラスとしては大型で、重量も大きくなったことへの反省であるが、想定ユーザーまでも変更した大きな路線転換であり、市場の長期的反応は未知数である。
エンジンは当初1,300ccガソリン(2種類)と1,500ccガソリンの3種類が用意され、それぞれ55kW(75ps)、62kW(84ps)、76kW(103ps)を発揮する(欧州仕様車)。車体重量を2代目より約100kg削減したとしている。また、ミレーニア(ユーノス800)以来となる、1,300ccのミラーサイクルエンジンの搭載も発表。リッターあたり23kmのモード燃費となった。また、先代から引き続き設定されている「SPORT」は1.5?エンジン搭載車をベースに、5速MTと新たに7速スポーツモード付きCVTのいずれかが組み合わされ、足回りには専用チューンのサスペンションに加えて大径ブレーキ、16インチAW/タイヤが与えられる。さらにエクステリアでも差別化が計られており、専用のフロントリップスポイラーとサイドステップ、リアスポイラーでスポーティさを主張している。
2007年5月21日
宇品第一工場で製造を開始。
2007年6月4日
販売前のキャンペーンNEW TARGET. NEW DEMIOを開始。マツダサイト内の「NEW TARGET. NEW DEMIO」では、尾川智子らが出演する動画を配信していた。
2007年7月5日
3代目モデルの販売を開始。当初は「13F」、「13C」、「13C-V」、「13S」、「15C」、「SPORT」の6グレード(「13F」は受注生産のビジネスモデル)。このうち、「13C」、「15C」、「SPORT」にはMT車も設定されており、「13C」のAT車と「13S」は先代に引き続き、e-4WD車が設定されている。発売後1ヶ月での月間計画台数を3倍上回る15,000台を発注した。
2007年11月14日
2007年度RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞(初代に続く2度目の受賞)。同月19日(現地時間)には、2007年度欧州カー・オブ・ザ・イヤーで、日本車中最高の2位を獲得する。
2007年12月19日
欧州の衝突安全評価であるユーロNCAPにおいて、成人乗員保護性能似て最高ランクの5つ星を獲得(マツダ車での5つ星獲得は2005年9月に発表されたプレマシーに続き2回目)。
2007年12月20日
2007年度RJCカー・オブ・ザ・イヤーの受賞を記念し、「13C-V」並びに「13C(e-4WD車)」をベースに、専用色「ゴールデンレッドマイカ」を含む5色のボディカラーを設定し、専用デザインシート、アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム等を装備した特別仕様車「Chiara(キアラ)」を発売。
2008年1月31日
3代目モデルの国内生産台数10万台達成。特別仕様車の「Chiara」についても、発売1ヵ月半で578台の受注があった。
2008年3月
開催されたジュネーブモーターショーにMazda2の3ドアを出展、その後販売を開始した。製造された車両は全て日本国外向けに送られ、日本国内向けには現時点では販売されていない。よって、デミオの3ドアは存在しない。
2008年3月20日
2007年度ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー (WCOTY) を受賞(日本車としてはレクサス LS460に続く2度目の受賞となる)。
2008年7月14日
一部改良。ボディカラーの新色として「パッションオレンジマイカ」と特別仕様車「Chiara」で設定されていた「ゴールデンレッドマイカ」を追加。ブラックシートの仕様を変更し、ステアリングスポークにシルバーへゼルを採用(いずれも、「SPORT」を除く)。「13C-V」と「13C」には白色文字盤のタコメーターを追加。また、全車オーディオレス仕様となり、「SPORT」は6スピーカーとなった。
2008年11月17日
一部改良。センターパネルをセミグロスブラックメタリックに変更し、内装の一部にシルバー塗装を採用。ボディカラーに「アルミニウムメタリック」を追加し、「SPORT」は新たにアレルバスター(パナソニックの商標)搭載フィルターとフルオートエアコンが標準装備された。
参照 :
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』