1994年10月:一部改良でCタイプとなる。セダンWRX系が260馬力に出力アップ。同時にAT廃止。1.8LのHX
edition Sに、このWRX用のフロントバンパーが標準となった。また、WRX系のアルミホイールが16インチになったのに併せ、タイヤも205/55R15から205/50R16にサイズアップされた。「WRX
RA STi」の追加。
1997年9月:一部改良でEタイプとなる。前面衝突安全性への対応のため、運転席エアバッグの標準装備化、助手席エアバッグのオプション設定を起因とする内装の大幅な変更(フォレスターと共用化)。STiバージョン4の登場。「WRX
RA STi」「WRX R STi」でリヤブレーキにも対向キャリパーが採用される。
1999年9月:一部改良でGタイプとなる。STi系の大型トランクスポイラーの断面形状の変更、WRX
STiとSTiタイプRにフロントアンダースポイラーを追加。ワゴンWRX
STiとWRX系のアルミホイールが6スポークデザインのものへ変更。「WRX
type RA STi」、「WRX type RA」にはオプションで砲弾型ドアミラーが設定された。MT車にクラッチスタートシステムの採用。STiバージョン6の登場。「カサブランカ」がカタログモデルとなる。
2009年2月24日 WRX STIの一部改良とともに、追加モデル「WRX
STI A-Line」発売開始、B型となる。一部改良では、ヒルスタートアシストのキャンセル機能の追加、インフォメーションディスプレイでの瞬間燃費の表示、ボディカラーの変更などが行われた。WRX
STI A-LineはWRX STI史上初となる2ペダル仕様として派生したモデルである。専用2.5リットルターボエンジンが搭載され、ブリッピング・コントロール付5速ATが架装された。また、トランスミッションの変更に伴い、AWD方式はVTD-AWDとなった。その一方で、等長等爆エキゾーストマニホールドは採用されず、ブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキはオプション装備とされた。