レクサス:IS中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ レクサス:ISの概要♪初代(1999-2005年) ![]() 日本でアルテッツァがデビューした翌年の1999年、同車のレクサスブランド版としてまずはヨーロッパで販売開始。後に北米においても同様に展開された。北米地域においては「一番リーズナブルなレクサス」として人気があり、欧州でも全長4.5m程の大きさで高級車とされるセダンはISが登場するまではドイツ車のみであった。それゆえドイツ車以外にもライバル車が多くいたことで“欧州至上主義”に打ちのめされた歴史のあるLSとは違い、歴史的心情による“反ドイツ”主義層から非常に高い人気を得た(AUTO CAR JAPAN 2005年5月号 VOL.024 28ページから引用)。 日本仕様(=アルテッツァ)との相違点は、まず直列4気筒の3S-GEエンジン搭載のスポーツモデルが存在しなかった(ISは全車直列6気筒)。そして内装の質感・品質がレクサスブランドの基準を満たすためISの方が造りが上質であったこと(後にアルテッツアにはISと同様の質感・装備を奢った最上級仕様である「Lエディション」がラインナップされる)などが相違点として挙げられる。
2代目(2005年-) ![]() 2005年9月、同年8月より日本でもスタートした「レクサス」ブランドの“走り”のイメージリーダーとして登場。 だがブランドスタートと同時にラインナップしていた“ラグジュアリースポーツサルーン”こと「レクサス・GS」と、“ジュエル・オブ・レクサス”こと「レクサス・SC」とは1ヶ月遅れでラインナップされた。 当初は4ドアセダンのみとなり、日本では実質的な先代モデルとなる「トヨタ・アルテッツァ」よりも価格帯は大幅に上昇しターゲット層も代わる。初代ISに存在した「アルテッツァ・ジータ(gita)」に相当するステーションワゴンモデルは、国内向け・海外向けともラインナップされていない。 だが後に、レクサスのプレミアムスポーツブランドである“F”のネームを冠した専用開発のV型8気筒5リッターエンジン搭載の「IS F」と、シリーズ初の2ドアコンバーチブル・クーペである「IS-C」(日本仕様はIS250Cのみ)という、先代ISにはラインナップされることはなかった個性的な派生モデルをISのファミリーに加えたことから、2代目のISをメーカー自身が「ボディサイズや排気量で上下関係が決まるヒエラルキーに縛られることのない個性派のプレミアムカー」として位置づけたことをより明確にしたといえる。
上級車種のレクサス・GSやトヨタブランドのクラウン(S180、200系)などとプラットフォームを共有している。こうすることでレクサスブランドならではの超高品質と製造コストの削減という相反する課題を克服した。だがISではホイールベースの短縮化(GS比-120mm)に伴って一部のサスペンションパーツをIS専用に新設計している。
IS350・IS250ともに、エンブレム以外で外観から排気量の違いを察することはできないが、よりパワーの大きいIS350ではGSと同じアルミ製のモノブロック対向4ポッドキャリパーと大径ディスクブレーキが搭載されているので、足元での判別が可能である。 「Version S」は、専用チューンドサスペンションと18インチアルミホイール+前後異サイズタイヤやアルミフットベダルを装着して走りに重きをおいたモデルである。だが最上級仕様の「Version L」でも「Version S」に標準装備されている専用チューンドサスペンションと18インチアルミホイール+前後異サイズタイヤをメーカーオプションで装着することが可能となっているが、アルミフットペダルは「Version S」専用品となるため装着されない。 IS350に搭載されている3456ccの(2GR-FSE)は318psを発生。これは同型のエンジンが搭載されているGS350やクラウン・アスリートの315psより大きい数値である。その理由は、ISとそれらとは排気系統に若干違いがあること(車体の全長やホイールベースがそれらよりずっと短いためにマフラー自体の全長も短くなっている)と、エンジンにIS専用のチューニングが施された結果それらより若干のパワーアップを果たしている。 2006年11月、日本車としては珍しい「イヤーモデル制」を敷くレクサスブランドの戦略に従い最初の商品性改善のための年次改良が行われ、2007年モデルへと進化。まず主なところでは、「Version S」のサスペンション設定値の変更(以前は一部自動車誌で乗り心地が硬過ぎるという指摘があった)・トランク・フェールリッドオープナースイッチ形状の変更が行われている。と同時に、「Version I」がIS350・IS250に追加モデルとして設定され、計4モデルでの展開となった。 2007年9月、2度目の商品性改善のための年次改良が行われ2008年モデルへと進化した。主なところでは、標準装着アルミホイールの色変更(シルバー→クロームシルバー)・運転席コインホルダーの新規設置・運転席および助手席のシートバックの形状変更・薄型化(後席足下容量の増大目的)などである。 2007年12月には、初の特別仕様として"Elegant white Interior"を発表、700台限定で日本のみで販売される。これはIS350・IS250・IS250(AWD仕様)の「Version L」をベースとし、内装色とシート表皮にメローホワイト+ライトグレーのセミアニリン本革を使用し、木目パネルにボルドー色のバーズアイメイプル本木目を採用したモデルである。 同時に、「Version I」のパネルに標準設定されているバーズアイメイプル本木目に、「Version L」および“Elegant white Interior”の本木目色と同一であるボルドー色が追加選択(オプション)可能となった。 2008年9月、3度目の年次改良が行なわれ2009年モデルへ進化。 すでに登場から3年を経過していることから、さらなる商品性向上のため一般的な“マイナーチェンジ”に相当する初の大掛かりな商品性改善が行なわれた。 主な追加・変更箇所は、IS250にVDIMが標準装備されたことに加え、外装はフロントグリル・バンパー、テールランプ及び標準装着アルミホイールの意匠変更、LEDウインカードアミラーの採用、カラーラインナップの差し替え、変更など外観にも手が加えられた。また、内装は室内中央のエアコン吹き出し口やナビゲーションモニター周囲を含むセンタークラスターにも意匠変更が施され、より上質で立体的なデザインへと進化。さらに日本語表記のみだったスイッチのレタリングは、外国人ユーザーの使用も考慮し英語表記も選べるようになった。 メカニズム面での大きな変更は無いが、IS350はラジエター等の補機類に改良が施されエンジンの冷却性能を向上させている。また、同時に「Version I」が廃止され、再び「Version S」「Version L」及び標準仕様の3モデル構成になっている。 2009年7月、通算4度目の年次改良が行なわる(2010年モデルへと進化)。 今回の年次改良では新モデルとして「Version F」が新たに加わり4モデル構成となった。「Version F」はISのスポーツモデルである「Version S」をベースとした上級グレードかつISシリーズの超高性能スポーツモデルである「IS F」のDNAを受け継ぐモデルである。外観はIS F用ののメッシュグリルとリアスポイラーが移植され、またインテリアもIS F用のステアリング(下部に“F”のバッジが入る同一形状のもの)やシフトノブ、サーキット走行にも適したサイドサポートの大きいIS F用のスポーツシート(Version Fではブラック本革のほか、IS Fには設定の無いヌバック調ファブリックも設定)やブラックルーフヘッドライニング、スカッフプレートが移植され“F”のムードを盛り上げる。エンジンやサスペンションチューニング、アルミホイールのデザインやタイヤサイズはベースとなった「Version S」に準ずるが、ボディカラーにIS Fのイメージカラーであるエクシードブルーメタリックが唯一設定されるなどその違いは多岐にわたる。 そしてエントリーモデルとなるIS250の標準仕様車は装備が厳選され価格も若干引き下げられた。また標準装着タイヤ・アルミホイールが16インチへ変更となっている。またボディカラーの新色追加・差し替えが行なわれ、IS250Cのみに設定されていたカトレアマイカメタリックが追加された。 当車種はトヨタ自動車・田原工場第3製造部のレクサス車両専用の製造ライン、およびトヨタ自動車九州・宮田工場で製造されている。 なお、IS220dについてはトヨタ自動車九州・宮田工場に生産が一本化されている。 同時に発売されたGSと同様、メーカーの隅々に渡る品質管理でカスタマイズは困難を極めたが、トヨタのセミワークスであるトムスや大手アフターパーツメーカーであるBLITZをはじめとする社外品メーカーがカスタマイズに成功しており、何度かOptionでスーパーチャージャー仕様車などの特集が組まれたこともあった。 また、海外では「LEXUS F-Perfomance」と銘打ってレクサスとTRD-USAが共同開発したIS専用のハイパフォーマンスキット(19インチアルミホイール、エアインテーク、マフラー、サスペンション、ブレンボ製6ポッド&4ポッドブレーキキャリパー&大径ドリルドローター、ボディ補強パーツなど)をレクサス初の公認チューニングパーツとしてディーラーで販売している。 |