フォルクスワーゲン:パサート中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ フォルクスワーゲン:パサートの概要♪初代 (B1、1973年 - 1980年) アウディ80(初代)をベースとしていたので縦置きエンジンで前輪を駆動する。フロントフェンダーやドアパネルなども同じ物が使用され、コストダウンに徹したのが伺える。当初のラインナップは2ドアと4ドアのファストバック・セダンだけであったが、5ドアハッチバック、ヴァリアント(ワゴン)が後に追加される。ゴルフ同様、経済性の高いディーゼルモデルも追加され人気を博した。1977年、マイナーチェンジが施され、ヘッドライトが丸型2灯から丸型4灯式に変更された。翌1978年のマイナーチェンジではウレタンバンパーが採用され、フロントウインカーがバンパーからヘッドライト横に移された。日本へは全年式に渡ってヤナセが輸入を行っていた。
2代目 (B2、1980年 - 1988年) 初代と同じくアウディ80(2代目)をベースとしている。相変わらず縦置きエンジンであるが、1984年には4WDであるシンクロが追加されている。ボディ形式は3ドアが落とされ、5ドアハッチバックとヴァリアントがラインナップされていたが、1981年にはノッチバックのサンタナがデビューしている。ゴルフが発売されて以降、ヤナセでのフォルクスワーゲン車の販売はゴルフが主力となっており、この代は正規輸入されていない(ヴァリアントのシンクロモデルが少数ながら並行輸入されている)。しかし、1984年からサンタナが日産自動車の座間工場でノックダウン生産されるようになり、ゴルフと同じ価格帯で購入できることから人気があった。 3代目 (B3、1988年 - 1993年) 一般的な横置きエンジンへ改められ、アウディとの姉妹関係は解消された。グリルレスのフロントマスクが特徴的で、サイドミラーの付け根部分のデザインまで空力に配慮している。ボディはハッチバックがラインナップから外れ、セダンもサンタナからパサートの呼称に統一、ヴァリアントとの2本立てとなる。また、全幅が1700mmを超えた為に日本の法規では3ナンバーとなる。ヤナセが輸入していたモデルのエンジンは当初2リッターDOHCモデルだけであったが、モデル末期に2.8リッターのVR6が追加されている。サンタナ時代の名残であろうか、当初は日産サニー・プリンス販売会社でも併売されていた。途中からヤナセとフォルクスワーゲンとの提携が決裂し、ファーレン及びDUOでの販売となる。
4代目 (B4、1993年 - 1997年) メカニズム面においては先代のキャリーオーバーであり、主に外観のリデザインを施した3代目のビッグ・マイナーチェンジ版だが、4代目として扱われることが多い。3代目のグリルレスのフロントは個性的であったが、やはり万人に受け入れてもらう事は出来ずに4代目では一般的なフロントグリルを持つものへと変更されている。このフロントグリルはハッピーフェイスと呼ばれ、1990年代後半のフォルクスワーゲンのデザインのスタンダードとなった。日本でのラインナップはワゴン(ドイツではヴァリアント)を主力に控えVR6とGLの2種、セダンがVR6のみと従来よりも整理された。
5代目 (B5、1997年 - 2005年) 合理化政策の末またもやアウディA4との姉妹関係が復活し、エンジンは再び縦置きとなった。当初のラインナップはアウディ製の5バルブヘッド・1.8リッターのターボと自然吸気(NA)の2種であったが、V6シンクロやV5など徐々にBMW・5シリーズに代表されるような高級セダンを仮想敵としていった。後期型ではシンクロは4モーションに代わり、またW8・4モーションが追加され、外観もクロームパーツが多用されるなどした。
6代目 (B6、2006年 - ) 再び横置きエンジンと改められW8エンジン車は姿を消し、ゴルフとシャーシを共通化し、ボディは更に大型化されている。パワーユニットもゴルフと共用し、日本への正規輸入車では直列4気筒及びV型6気筒が販売されている。ワゴンはヴァリアントに変更された。R36は日本ではヴァリアントのみ導入されている。 中国ではB5までは上海大衆が製造・販売していたが、B6は一汽大衆からマゴタン (Magotan) の車名で製造・販売されている。一方、上海大衆はシュコダ・スペルブB5をベースにパサート領馭 (Lingyu) という中国専用車を開発して販売している。 2008年1月にはデトロイト・ショーで、4ドアクーペ(クーペフォルムを持つ4ドアセダン)のパサートCCが派生車種として発表された。欧州市場には2008年第二四半期、日本や北米を含むその他の世界市場には第四四半期での導入が予定されている。
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