シボレー:カマロ中古車情報!カタログ・在庫


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 シボレー:カマロの概要♪


初代(1967年-1969年)

初代カマロは1967年に発売された。GM Fボディ プラットフォームを用いられ、駆動は全てFR(フロントエンジン・リアドライブ)。エンジンは直列6気筒もしくはV型8気筒で、排気量は3.8Lから7.0Lであった。シートは全て2+2、ボディは2ドアハードトップとコンバーチブルが設定された。グレードはハイパフォーマンスモデルのZ28・RS(ラリー・スポーツ)・SS(スーパー・スポーツ)の3種類。また、1967年に販売されたモデルのみ三角窓を装備し、1969年にはサイドのプレスラインやフェンダーアーチなどのボディパネルの変更、そしてレースを目的とした425PSハイパワーエンジンが、この年限りのオプションとして登場する。このエンジンを搭載したモデルは69台製作されたことが記録されているが、サーキットではフォード・マスタングと覇を争い、1969年のSCCA(Sports Car Club of America)トランスアメリカン・チャンピオンシップの2.5L以上クラスで優勝した。初代カマロは1969年に生産終了になった。わずか3年間のみの販売であった。


2代目(1970年-1981年)

2代目カマロは1970年2月に発売された。日本へはGMと資本提携にあったいすゞ自動車からベルリネッタ、RS(ラリースポーツ)、Z28が正規輸入された。ボディはクーペへ変更となり、大型化された分、重量も増加した。 プラットフォームを初代と同じ、GM Fボディ プラットフォームを採用しただけでなく、途中から追加ランナップされた3.8L V6エンジン搭載モデルを除き、エンジンなど大半のコンポーネントは初代から引き継がれたもので、典型的なスキンチェンジである。グレードは初代と同じSS、RS、Z28、それに1973年にはLTが、1979年にはベルリネッタがラインナップされた。

生産期間の長さとマスキー法への対応から、エンジンのバリエーションはカマロの中でも多く、

  • 1970年-1972年: 6.6 L V8
  • 1970年-1973年: 5.0 L V8
  • 1970年-1979年: 4.1 L 直6
  • 1970年-1981年: 5.7 L V8
  • 1976年-1981年: 5.0 L V8
  • 1980年-1981年: 3.8 L V6
  • 1980年-1981年: 3.8 L V6(カリフォルニアモデル)
  • 1980年-1981年: 4.4 L V8

の9種類が搭載されている。

この2代目カマロは1982年に3代目が発売されるまで、カマロの中ではもっとも長い12年間にわたり販売され続けたが、これは、段階的に厳しくなる排出ガス規制への対応が優先され、次世代型の開発が後回しとなった結果である。また、オーストラリア向けの右ハンドル車が初めてラインナップされた。


3代目(1982年-1992年)

ハッチバック形状のボディを採用し、エンジンに燃料噴射装置を初めて採用したモデル。この燃料噴射装置は当初はZ28のみにクロスファイヤーインジェクションがオプション(標準はキャブレター)として設定されていたが、その後、全車が燃料噴射装置化されRSの5.0LにはTBI(スロットルボディーインジェクション 170PS)、Z28の5.0L及び5.7LにはTPI(チューンドポートインジェクション 215PS及び235PS)が採用された。マニュアルトランスミッションが5速に、オートマチックトランスミッションが4速にバージョンアップされた。日本にはヤナセを通じてRS(その後スポーツクーペに改名 5.0L)、Z28(5.0LのちのIROC-Zでは5.7L)およびコンバーチブル(5.0L)が輸入された。なおコンバーチブルは輸入当初はRS(その後スポーツコンバーチブルに改名 170PS)であったが、後にZ28(215PS)に変更されている。

エンジンのバリエーションは次のとおり:

  • 1982年-1986年: 2.5 L (151 cid) L4
  • 1982年-1989年: 2.8 L (173 cid) V6
  • 1990年-1992年: 3.1 L (191 cid) V6
  • 1982年-1992年: 5.0 L (305 cid) V8
  • 1987年-1992年: 5.7 L (350 cid) V8

グレードはスポーツクーペ、ベルリネッタ(Berlinetta)、RS, Z28、IROC-Z(International Race of Champions)が設定され、1987年モデルではコンバーチブルが復活している。テレビ番組『特警ウインスペクター』のウインスコードのベース車でもある。また、ひらけ!ポンキッキの楽曲「せかいのくるま」内のイメージ映像でフジテレビ旧河田町本社前からガチャピンとムックがオープンカーで同乗し、ドライブする際、カマロコンバーチブルが用いられた。


4代目(1993年-2002年)

日本へは当初はV6・3.4リッターOHVエンジンを搭載したスポーツクーペと、コルベットにも通じるLT1と呼ばれるV8・5.7リッターOHVエンジンを搭載したフラッグシップのZ28が導入された。また98年からはLS1エンジンに変更された。ただし、コルベット(350ps)と共通のユニットではあるが1998年には309psにデチューンされている。さらにSSと呼ばれるラムエア過給エンジンを搭載した最強バージョンも存在したが、日本に正規輸入されることはなかった。中途での改良も多く、廉価グレードの追加や3.4Lエンジンの3.8L化、Tトップ仕様の追加など小刻みに改良が加えられた他、折りしもちょうど円高が進行し、円高還元による輸入車の値下げが相次いでいた時期に導入されたため、発売当初430万円だったZ28が一時期約330万円、その他のグレードも300万円を大きく割り込むまで販売価格が引き下げられたことは、Z28が持つ高いポテンシャルと比較され一部では大いに話題になった。尚、日本へは導入期間を通じてオートマチックモデルのみの導入であり、マニュアルトランスミッションモデルは正規輸入モデルとしては導入されていない。円高還元による輸入車市場の拡大などが一段落し、販売も小康状態になって以降もフェイスリフトなどの各部のブラッシュアップや35周年記念モデルなどの投入が行われるなど、細々とながらも正規輸入は続いていたが、2002年の本国の生産中止と合わせて販売を終了した。奥山清行によるデザイン。


5代目(2006年-)

2006年1月9日、第5世代のカマロのプレビューともいえるカマロ・コンセプトがゼネラル・モーターズから公式に発表された。エンジンはV6 、V8エンジンが、変速機はATとMTがラインナップされる予定。 価格はまだ公式に発表されていない。しかしながら、初代をリスペクトしたレトロモダンなデザインをはじめ、価格面でもフォード社のマスタングとの競合を念頭においていることをGMは示唆した。2009年に販売開始予定であったが、GM車の部品を生産していたアメリカのカデンス・イノベーション社が2008年8月に破綻し、新車の生産に必要な部品生産が出来ない状態であり、GMは2009年初頭カデンス・イノベーションと製造ラインについて裁判で争っていた。

最終的にGMは、2009年3月16日から5代目カマロの生産を開始し、2010年モデルとして4月より販売を開始した。

同コンセプトモデルは、1974年式の2代目と共に2007年8月公開の映画『トランスフォーマー』に登場する。現段階では実走可能な車輌がなかったため、劇中車輌のコンポーネンツにはポンティアックGTOの物が流用された。

参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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