日産USA:クエスト中古車情報!カタログ・在庫


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 日産USA:クエストの概要♪


初代 V40型(1993-1998年)

1992年
北米国際オートショーで発表。
初代は日産の北米専用MPVとして登場。日産・プレーリーの北米向けである、アクセスの後継車として発売された。
1998年モデルのカタログには、日産車体の製造による、コクーンコンセプトがこのモデルのコンセプトカーとされている。
初代クエストは、フォードと共同開発であった。当時フォードは、マツダと共同開発をする予定であったが、マツダが、静粛性や快適性、ハンドリングに優れるFR方式(初代MPV)にこだわったため、日産と手を組むことになった。
このジョイントベンチャーは、1987年に「日産CR」として、日産が人材、フォードは開発資金を提供する形で進み、開発は日産リサーチ&デベロップメント、搭載されるV型6気筒OHC VG30Eエンジンの生産は、米国日産自動車製造 (NMMC) がテネシー州のスマーナ工場で行い、最終組み立てはフォードのオハイオ州エイヴォン湖工場がそれぞれ担当した。
日産では日産クエストとして販売され、フォードではマーキュリーブランドを使用し、マーキュリー・ヴィレジャーとして販売された。
サスペンションとスプリングは、フロントは一般的なマクファーソンストラットとコイルスプリングであるが、リアはリジッドアクスルとリーフスプリングの組み合わせである(クライスラーのタウンアンドカントリーも同様にリアはリーフスプリングである)。
日本国内の車種拡充と日産専用船の北米輸出船の帰り便の空きを有効活用する為に、日産車体が輸入元、オーテックジャパンが発売元となり、北米専売車種である車に国内法規にあわせる為に最低限の改修を行い一部の日産ディーラーで販売した。
同クラスの国産ミニバンと比べ、少数枠での輸入車ゆえ価格が高価に設定されてあった為なのか、左ハンドルのみで、スライドドアも右側のみであったためなのか(右側通行の北米では歩道側となるレイアウト)、販売台数は少数に留まった。
その他、並行輸入業者によりクエスト、ヴィレジャー共に並行輸入の形で少数が輸入されている。
1996年
マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドライト、バンパー、テールライトなどが変更され、フェイスリフトが施された。

2代目 V41型(1999-2002年)

1999年モデルイヤー
発売。プラットフォームを先代の流用としながらも、スライドドアを左右に装備し、エンジンもV型6気筒 OHC VG33E型となった。
2001年モデルイヤー
フェイスリフトが施され、フロント・リアともにデザインが変更された。
2002年
クエストとヴィレジャーの生産を終了し、ヴィレジャーはモンテレーにモデルチェンジしたため、ミニバンでのフォードとのジョイントも終了した。また、カナダでは2001年モデルで販売が終了された。

3代目 V42型(2004年-2009年)

2002年1月
北米国際自動車ショーに日産デザインアメリカ会社(カリフォルニア州)でデザインがなされた「Next Generation Quest Concept」を出品。
2003年1月
北米国際自動車ショーに新型クエストを出展。その後、2004年モデルとして発売。なお、2003年モデルのクエストは存在しない。
3代目は日産の独自車種となり、北米を中心に販売されているアルティマ、およびアジアを中心に販売されているティアナと共通のFF-Lプラットフォームを使用している。搭載するユニットは、V型6気筒 DOHC VQ35DE型に4速および5速のオートマチックトランスミッションを組合わせる。
センターメーターと楕円状のセンタークラスターを備えた独特なデザインのインテリアを採用したが、これは顧客には不評で、2007年モデルより改められることとなった。
生産は北米日産会社のミシシッピ州キャントン工場。
2003年4月
上海モーターショーに「クエスト コンセプト」を出展。
2005年4月
上海にて中国向け「クエスト」(中国名:貴士)を披露。同月開催された「オート上海 2005」に出展。
2005年8月
台湾、中国などへ向け、輸出開始。
2006年2月
シカゴモーターショーに2007年モデルを出展。北米市場での販売不振の一因でもあったインテリアをオーソドックスかつ質感の高いものに一新している。また、エクステリアデザインについても変更が施され、フロントグリルなどが変更された。
2007年
『Forbes』誌の「2007年 性能が最も低い車種」第8位に、この車が選ばれた。上位10車種のうち、日本企業は日産だけであり、この1台のみランクインとなっている。しかし、同年のオート・パシフィック社による調査では、ミニバン顧客満足度No.1を獲得している。
2007年2月2日の日産車体のプレスリリースによると、2009年より日産車体九州工場にてクエストもしくはその後継車を生産する予定であると発表された。
2009年
NISSAN USA発表の、The 2010 Nissan Lineup: Charting the Changes(英語) にて、V42モデルは2009年にて生産終了と発表。次期モデルは、2007年の日産車体のプレスリリース通り、日産九州工場で製造される予定と発表された。
参照 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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