ジャガー:XJシリーズ中古車情報!カタログ・在庫
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XJシリーズ中古車総合情報
ジャガー:XJシリーズの概要♪
初代(XJ-6 Sr-1〜3)
1968年 XJ6(後にシリーズ1と呼ばれる)が登場。エンジンは2.8リッターおよび4.2リッターの直6、ミッションは3速ATおよび4速MTが用意された。
1972年 5.3リッターV12エンジンを搭載したXJ12が追加。
同時にバッジエンジニアリングにより「デイムラー・ダブルシックス」も登場する。9月にはロングホイールベース版である「ダブルシックス Vanden Plas」が発表され、その後XJ6,XJ12でもロングホイールベース版がラインナップされる。
1973年 フェイスリフトなどの変更を受け、シリーズ2にマイナーチェンジする。
1975年 マイナーチェンジで、直6の2.8リッターエンジンが廃止され、新たに3.4リッターとなる。また、新たに2ドアクーペであるXJ6CおよびXJ12Cがラインナップに加わる。デイムラー版のクーペも用意された。
1977年 XJ6CおよびXJ12Cの生産中止。
1979年 マイナーチェンジを受けシリーズ3となる。エンジンラインナップはシリーズ2と同じく、直6の3.4リッター、直6の4.2リッター、V12エンジン5.3リッターの3本。
1981年 マイナーチェンジ。V12エンジンがHE(High Efficiency、高効率の意)エンジンに変更される。
1983年 マイナーチェンジ。クルーズコントロールなどの装備が充実し、ホイールも新たに「蜂の巣」タイプのアロイホイールが加えられる。
なお、この年から本国で「Vanden Plas」のグレード名が使用できなくなったため、デイムラー版の名称が「ダブルシックス」のみとなる。海外への輸出モデルは、デイムラーではなくジャガー・ソブリンとして販売された(グリルも異なる)。
1985年 最後のマイナーチェンジ。直6の3.4リッター版の内装が手直しを受ける。
2代目(XJ40,XJ81,X300,X305,X308)
1986年 フルモデルチェンジを受けXJ6がコードネームXJ40系にシフト。
エンジンのラインナップが見直され、2.9リッターおよび3.6リッターの直6の2本立て(エンジン形式はXK→AJ6に変更)となる。ミッションは4速ATおよび5速MT(日本ではATのみの設定)。3.6リッターのXJ40ボディにはデイムラーも用意された(デイムラー・3.6)。ソブリン系にXJシリーズ初の角型ヘッドライトが採用された(丸型もソブリン系にオプションで付けることが出来た)。
※ダブルシックスのみシリーズ3ボディーのまま生産継続。
1990年 マイナーチェンジ。エンジンのラインナップが2.9リッターは3.2リッターへ、3.6リッターは4.0リッターへそれぞれ変更となる。また電装系を中心に大掛かりな変更を受け信頼性が著しく向上した。XJ6に足回りを特別にチューニングした「スポーツ」グレードが用意される。
1993年 シリーズ3ボディのダブルシックスの生産中止。
XJ40はマイナーチェンジでエンジンコンパートメントを大改修。
XJ40ボディーのXJ12およびダブルシックス(日本ではデイムラー・マジェスティックとして販売)が新たに加わる。コードネームはXJ81。V12エンジンは従来の5.3リッターから6リッターに変更されている。また、本国では3.2リッターエンジンをチューニングし、足回りを強化した上にエアロで武装したXJRというモデルが追加される。
1994年 X300系にビッグマイナーチェンジ。同時にデイムラー・ダブルシックスもX300系ボディとなる(X305)。
V12エンジンはキャリーオーバーされたが、直6エンジンは排気量こそ変わらないもののAJ6からAJ16エンジンに変更を受ける。XJRの名でジャガー史上初となる過給エンジン(スーパーチャージャー付き)も登場。信頼性向上のために電装系が日本電装製になった。また、アウターパネルのプレスマシンが日本製となったため、ボディパネルの品質も向上した。グレードも見直され、日本ではデイムラーを含め6本、本国では9本のラインナップが用意された。
1995年 初期型には付いていなかったグローブボックスが設置される。また、デイムラー誕生100周年を記念して、デイムラー・センティナリー(本国ではデイムラー・センチュリー)が限定で発売される。
1996年 マイナーチェンジ。ショートホイール版しかなかったX300系にダブルシックス及びソブリンのロングホイールベース版が登場。
1998年 X308系にマイナーチェンジ。エンジンは伝統の直6をついに捨てV8(AJ-V8)となる。排気量は3.2リッターおよび4.0リッター。ミッションは5速AT(NAモデルはZF社製、SCモデルはメルセデス・ベンツ製)に変更される。エクステリア/内装共に変更を受け、より洗練されたスタイルとなるも、かなりのコストダウンが図られた。伝統のV12エンジンはここで姿を消し、XJ12の設定はなくなる。
デイムラーも過給器付きV8を搭載したSuper V8となる。
2001年 マイナーチェンジ。ミッション形式が若干変更になる。その他、ウインドウサッシュがすべてのモデルにおいてメッキになったり(XJRおよび後述の3.2スポーツを除く)、足回りが見直されたりと細かい変更を受ける。また、新たなグレードとして、足回りを強化した3.2スポーツが追加された(本国及びアメリカではX300系発売当初から設定があったもの)他、サー・ウィリアムズ・ライオンズの生誕100周年を記念したXJR100が世界限定500台で発売された。
3代目(X350)
2003年 フルモデルチェンジ。X350系となる。
オールアルミボディの採用により、従来のモデルよりも軽い車重を実現。エンジンは3.6および4.2リッターのV8および過給器付きの4.2リッターV8、ミッションは6速ATが用意される。デイムラーブランドはいったん消滅する。
2004年 S-Typeに搭載されていたV63.0リッターエンジンを搭載したXJ6がラインナップに加わり、しばらく途絶えていた"XJ6"の名前が復活することとなる。また、XJ8にロングホイールベース版が追加される。
2005年 デイムラーが"Super 8"の名で復活。
「ポートフォリオ」という限定車が発売される。内外装共に特別装備となり、日本国内では50台(右ハンドル40台、左ハンドル10台)限定で販売された。
2006年 3.6リッターV8エンジンがラインナップより落とされる。また、ソブリンにはスーパーチャージドエンジンが搭載される。
2007年 マイナーチェンジ(コードネームX358)。主にエクステリアに変更を受ける。フロント及びリアのバンパー形状が見直され、スポーティな外観となる。また、フロントフェンダー側面にはサイドエアベントが設けられた。
4代目
2009年7月9日 フルモデルチェンジ(コードネームX351)。5.0リッターのV8および過給器(スーパーチャージャー)付きの5.0リッターV8、いずれも直噴エンジンとなる。スーパーチャージャー付きのエンジンはグレードによって2種類のチューニングがある。また2種類のV63.0リッターのターボディーゼルエンジンが用意される。発売は2010年初頭から開始の予定。
日本では、2009年11月20日から11月23日に開催された名古屋モーターショーにて初披露された。
バリエーション
日本国内では2007年6月現在以下のラインナップで販売されている。
V6モデル
3.0 Exective(エグゼクティブ)
V8モデル
4.2 Exective(エグゼクティブ)
4.2 Sovereign(ソブリン)
4.2 Sovereign L(ソブリンL)※ロングホイールベース
V8スーパーチャージドモデル
XJR
Super 8(デイムラー)
参照 :
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』