マセラティ:クアトロポルテ中古車情報!カタログ・在庫
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中古車在庫情報・カタログ情報や最新ニュース、オーナーの口コミなど♪ マセラティ:クアトロポルテの概要♪初代(1963-1969年) 2代目(1974-1978年) 3代目(1976-1990年) 4代目(1994-2000年) 5代目(2004年-) ![]() 概要 詳細 全長は5m超、全幅は約1.9m、重量は2トンに迫ろうかという巨体であるが、操安性は極めてナチュラルである。さすがにライトウェイトカーと同様な軽快さはないが、コーナリング性能は巨体を意識させない程レベルが高く、ステアリングの切り込みと同時にノーズからインに入って行く感覚が伴う。これにはエンジン搭載位置が完全にホイールベースの内側に収まっている事が奏功していると考えられる。またミッションについてもデュオセレクト搭載のモデルではミッション本体がリヤアクスル直前に配置される(いわゆるトランスアクスル)方式とされている事から、前後重量バランスが前:47、後:53と最適化されており、運動性能の向上に一役かっている。またオートマティックモデルはミッションの搭載位置が通常通りエンジン後方とされているが、それでも重量バランスはスポーツカーとして理想的な値である前:49、後:51とされており、基本的なキャラクターはデュオセレクトと変わらない。 なお、この手の中規模生産数の車の割には内外装のカラーの選択肢が比較的多く、エクステリアだけでも10色以上のカラー選択が可能である。インテリアに至っては、シートの内側と外側で異なるカラーを選択できる事に始まり、パイピングのカラー、ダッシュボードの上側と下側のカラー、ステアリングや天井やカーペットのカラー等、インテリアの大部分のカラーや素材を複数の選択肢から発注時に選択する事ができ、これら組み合わせを全て合計すると、実に400万通りにもなる。またホイールデザインやブレーキキャリパーのカラーまでも選択する事ができ、2つとない独自の個体に仕上げる事が可能である。 また、旧来のマセラティのイメージからは想像に難い現代装備も揃えられており、一例として、電磁ラッチ式のドア・トランクオープナー(トランクにはオートクローズ機能付き)、室内赤外線感知センサー付きのセキュリティーシステム、電磁式パーキングブレーキ(自動解除機能付き)、リービングホーム機能(サイドミラーランプ付き)、レインセンサー式オートワイパー、オートライト、電子施錠グローブボックス、マッサージ機能・ベンチレーション機能付きシート、自動防眩ミラー、コンソール画面で任意に設定可能なオートロックや乗降時のコンフォートアクセス等、数々の快適装備が備えられた(一部オプション含む)。 市場からは、その走行性能の高さや、ラグジュアリーな内装や数多くの快適装備、エレガントさとスポーティーさを兼ね備えた佇まい、そしてそれらが信頼性の高い技術の上に成り立っている事等から、「4ドア版フェラーリ」と比喩される等好評を博した。事実、例えば日本に於いては、この5代目クアトロポルテの存在により、年間販売台数は記録を更新し続けている。また、好調な売れ行きを背景に、5代目クアトロポルテのコンポーネンツをベースにした派生車種としてマセラティ・クーペの後継車の開発が始まり、2007年にマセラティ・グラントゥーリズモとして発表された。 2008年10月にはマイナーチェンジが行われたが、元々の評価が高く販売台数の低下も目立たなかった為、変更は内外装の意匠変化程度に留まった。(但し前述のグラントゥーリズモのラインナップと同調させる為、排気量を4.7Lに拡大したモデルが新たに設定された。詳細後述。) マイナーチェンジ前のラインナップ
パフォーマンス
マイナーチェンジ 具体的な変更点は、まずエクステリアではいわゆるフェイスリフトが行われ、フロントノーズ部分が前面に張り出す形となり、それに合わせてバンパーのデザインが変わり、グリルはそれまでの横格子から縦格子へと変更され、ヘッドライトもLEDのポジショニングランプを組み込んだデザインに変更となり印象が変わった。(これは同社のグラントゥーリズモのデザインとの調和を図る事も目的の一つであるとされる。)他にサイド・リヤスカートやサイドミラーのデザインが変更され、テールランプもLEDを基調とした物に変更された。一方、インテリアではナビの進化に伴い周辺パネル・ボタンのレイアウト・デザインが若干変更となった他、シートデザインの一部変更や、内装色・素材等の一部変更程度に留まった。 MC発表当初のグレード展開は「クアトロポルテ」と、排気量を4.7Lに拡大した新グレード「クアトロポルテS」の2種。後に「クアトロポルテS」を基にパフォーマンスを更に向上させた「クアトロポルテ スポーツGT S」が追加された。 マイナーチェンジ後のラインナップ
これにより、クアトロポルテ全体のラインナップは、ノーマルモデルである「クアトロポルテ」と、排気量を上げパフォーマンス向上を図った「クアトロポルテS」、それをベースに更なる性能向上を目指した「クアトロポルテ スポーツ GT S」の3本立て(全てオートマチック)となった。 |